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ブックマーク / kenmogi.cocolog-nifty.com (2)

  • 茂木健一郎 クオリア日記: ○○は脳に良いですか?

    いろいろな方とお話していて、良く聞かれるのが、「○○は脳に良いですか?」という質問である。 ○○をべるのは脳に良いですか? 朝○○をするのは脳に良いですか? メディアの中で、「○○は脳に良い」という言い方がしばしば見受けられるので、一つの思考の型として流布しているのだろうと思われる。しかし、科学的には、「○○は脳に良い」という言明には、あまり意味があるとは言えない。 だから、私は、このような質問をされると、一瞬絶句して、それからどのように答えようかと、一生懸命言葉を探す。 なぜ、科学的には、「○○は脳に良い」という言い方をしないのか。きちんと説明をする必要があるように思う。 「○○が脳に良い」という言い方の背景にある考え方は、科学的な言葉におきかえれば、脳の状態について、ある評価関数があって、○○によってその「数値」が上がるということを意味する。 たとえば、「朝チョコレートをべるのが脳

  • 茂木健一郎 クオリア日記: 真摯にして曇りのない自己批評文

    それにしても、綱渡りの一日だった。 朝起きたとき、こりゃダメだ、と 思った。 やるべきことと時間の間尺が 合わない。 アポイントのどれかをさぼりたい気分に なった。 しかし、結局さぼらなかった。 移動しながら資料を読み、 タクシーの中でキーボードを打ちまくる。 自分でも奇跡ではないか! というような集中力で、気付いたら なんとかこなせていた。 こんな日もあるものだ。 午前、電通で研究会。 話を聞き、議論をしながら 手元はずっと動いている。 これは苦しい。苦しいが楽しい。 東京芸術大学。 大浦堂横のテーブルで 二件ミーティング。 ミーティングの合間に、 仕事を送信。 うーん、タイト。 やっとたどり着いた美術解剖学授業。 二つのことを考えたかった。 ひとつは、無限とか断絶とか、そういった どうしょうもないことを前にした 感情の働きについて。 芸術とは何か、ということを 考えたとき、どうするこ

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