ラジオの投書などで「中学生の頃、エロ本を学校に持って行ったら先生に見つかってしまい云々」といったエピソードが、時折、話題になったりすることがありますよね。 そんなエピソードでごくたまに、その先生が女性でありエロ本に過剰に反応された、というパターンってないでしょうか? 先生は「こんなものを見て何が楽しいんですか!?」と激昂しつつ、自分たちの持ってきたエロ本を広げてクラスの一同に見せる。自分は、恥ずべき欲望を公衆の面前で晒し者にされ、針のムシロであった――というような話。 思うのですが、そんなことをする女性教師って、フェミニストなんじゃないでしょうか? エロ本を過剰に憎み、糾弾するフェミニスト先生。 そして、その立ち振る舞いからは、エロ本を憎むと同時に、多感な思春期の少年が抱えている恥ずべき欲望を「晒しage」ることに、どこか屈折した、歪んだ愉悦が感じられる――実証はしようのない話です