医者としての仕事を考えるときに、ふと浮かんでくる言葉に、 「小医は病を医す 中医は人を医す 大医は国を医す」というものがあります。 この言葉の出典を調べてみたのですが、見つけることができず、 上医は国を医し、中医は民を医し、下医は病を医す という言葉が見つかりました。 この言葉は、 西暦454年から473年にかけて書かれた、中国の陳延之(Chen Yanzhi)の著書『小品方“Xiaopin Fang”』にある、「上医医国、中医医民、下医医病」の語を読み下した物と考えられます。 http://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000025171 http://mayanagi.hum.ibaraki.ac.jp/paper01/shohinhonzo.htm この言葉の出典である、小品方は、全十二巻から成り、唐令やこれに倣