暴走事故を体験して10年以上になりますが、1人のドライバーとして事故の原因究明を行って行く中で、アクセルペダルに常時足をおいて運転していることが、大きな要因であることを突き止めました。 危険を察知した時、すぐにブレーキをかけられるようにブレーキペダルの上に足があることが重要なのです。AT車が出来てからの暴走事故、昔から変わらず起こる踏み間違いによる事故、いずれも、ブレーキペダルに足をおいて運転できる機構があれば、事故を減らすことが出来ることを実証しました。 よく、「自分は何十年も安全運転をしてきたので大丈夫」とおっしゃる方がいます。しかし、その「何十年も」に危険が潜んでいます。事故は本人の普通でない状況下で起こるのです。普通に運転することが難しい状況で、アクセルの上に足がある以上は、誰にともっても安全とはいえません。 ぜひ、事故を起こされた方の言葉を、自身の身において真摯に聞いてくださ