公道でミニチュアサイズのオートバイ、ポケットバイクを運転したとして山梨県警が昨年9月、5歳だった男児を道交法違反(無免許運転)の疑いで補導していたことが14日、県警への取材で分かった。 警察庁によると、未就学児の補導は年に数十人程度で、無免許運転はほとんど例がないという。 県警によると、男児は昨年9月、父親の立ち会いの下、県内の一般道でポケットバイクを運転した。目撃者が警察に通報し、警察官が父親から事情聴取。父親に口頭で指導し、男児を補導した。父親は「反省している」と話したという。 ポケットバイクは免許がなくても、サーキット場や私道で乗ることは可能。ナンバープレートを取得すれば公道でも走行できるが、今回のバイクは保安基準を満たしていなかった。 ▼【中国トンデモ事件簿・動画付き】幼女が公道で車を運転 父は後部座席から指示、母は撮影 「拘束されるべき」両親に非難殺到