原子力発電所から出るいわゆる「核のごみ」の最終処分場の選定を巡って、北海道の寿都町は選定の第一段階となる「文献調査」への応募を検討していることを明らかにしました。応募した場合、国が調査対象になりうる地域を示した地図を公表して以降、初めての自治体になります。一方、北海道は条例で、高レベル放射性廃棄物は「受け入れがたい」などとしていて、町の考えを確認するとしています。 この最終処分場の選定を巡っては、国が3年前に調査対象になりうる地域を示した地図を公表し、各地で説明会を開くなどして自治体へ理解を求めてきました。 この選定について、北海道の寿都町は地図上で町内の大半の区域が処分場の候補地として「好ましい」地域とされているうえ、調査を行った場合、国からの交付金が見込めるとして、片岡春雄町長が、第一段階となる「文献調査」への応募を検討していることを明らかにしました。 今後、応募を行い調査が決まった場