静岡県の川勝平太知事が、給与と期末手当を返上していなかった。 県条例に基づいて今月3日までに公開された所得等報告書で明らかになった。 川勝氏は令和3年、いわゆる「コシヒカリ」発言が問題となった際、県議会が辞職勧告決議案を可決したのを受け、議会に、自らへのペナルティーとして給与や期末手当計約440万円を返上する意向を示していた。 川勝氏は4日、「熟慮した結果、発言へのけじめは知事の職責を果たすことだと思い至った」と述べ、今後も返上しない意向を示した。一度公言しながら、うやむやにする。政治家として、あるまじき行為だ。知事として不適格である。公言通り給与と期末手当を返上した上で、辞職すべきだ。 川勝氏は、同年10月の参院静岡選挙区補欠選挙の応援演説で、同県の御殿場市について「コシヒカリしかない。飯だけ食って、それで農業だと思っている」と述べた。対立候補の地元だった御殿場市を揶揄(やゆ)したものだ
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