愛知県警は1日から、地域の祭りやデモ行進などの「道路使用許可」を申請する際、2500円の手数料を徴収する。 県警によると、道路使用許可の手数料はこれまで道路での工事や工作物の設置、露店出店などに必要で、警察署での手続きの際に2500円を徴収してきた。だが、みこしなど祭礼行事やデモ行進では...
インターネットカジノにはまった男性。現在はスマホに専用アプリを入れて、関連サイトには接続できないようにしている=愛知県内で(一部画像処理) 米大リーグ大谷翔平選手の通訳だった水原一平容疑者の違法賭博問題で、ギャンブル依存症に注目が集まっている。スポーツ賭博を含むインターネットカジノで依存症になる人は、国内でも若者を中心に急増。子どものお年玉にまで手を付けた愛知県の会社員男性(35)は「家族をさんざん傷つけた」と後悔を募らせる。 (芳賀美幸) ギャンブルとの出合いは大学時代。友人に誘われてパチンコを始めた。就職で地元の関西を離れ、愛知県内で1人暮らしを始めると、休日は一日中パチンコ店で過ごすように。仕事の営業成績は良く、年収は同年代の倍近くなのに、負けが込むと家賃を滞納した。
愛知県春日井市の高齢女性からキャッシュカードを盗んだとして、県警が窃盗容疑で逮捕した男2人が調べに対し「NHKの集金名簿を基に訪問した」と供述していることが、捜査関係者への取材で分かった。男のうち1人はNHKが集金業務を委託した業者の役員で、情報を流していたとみられる。 捜査関係者などによると、2人は名古屋市昭和区阿由知通4、会社役員藤井亮佑(29)と、同県長久手市菖蒲池、無職大浦悟(21)の両容疑者。 逮捕容疑は9月27日午後5時40分ごろ、他の者と共謀して警察官になりすまし、大浦容疑者が春日井市の無職女性(82)方を訪れ、封筒にキャッシュカードを入れさせて、女性が席を外した隙に別の封筒とすり替えて盗んだとされる。大浦容疑者は同日に現行犯逮捕、藤井容疑者は大浦容疑者らに訪問先の情報を提供した共犯者として、10月23日に逮捕された。 逮捕当時、両容疑者は「身に覚えがない」などと容疑を否認し
トヨタ自動車は国内向けに販売する電気自動車(EV)について、2人乗り程度のコンパクトカーを先行投入する検討に入った。2020年の東京五輪で披露し、その後の市販を目指す。搭載する電池の情報を外部に公開することで、車以外の蓄電池としても幅広く普及させ、量産によるコスト削減と、再利用の仕組みづくりにも乗り出す。 小型のEVは「自由な移動」をコンセプトに開発を進めている。昨年の東京モーターショーで公開した2人乗りのEV試作車「愛iライド」に近いイメージになる見通し。 高齢者や障害者でも乗りやすいように、加減速は自動。ハンドル操作は運転手が担うが、カメラやセンサーで運転を支援。近距離移動のニーズが多い都市部や過疎化が進む地方などを中心に普及させたい考えだ。 小型EVには独自に開発するリチウムイオン電池を搭載する。電池のサイズなどの情報を積極的に公開することで、家庭や事業所などの蓄電池への活用を促す。
県庁に取材した内容が特定の他紙に漏れたり、意表を突く対応をされたりする珍事を記者は「石川方式」と呼んでいるが、県が筆頭株主の「IRいしかわ鉄道」にも順調に引き継がれている。 六月中旬、IR開業後の利用状況を県幹部に聞くと「数字はない。実態調査の具体的な予定はない」「前年のJR時代の数字が分からず比べられない」とのことだった。
25日午後1時15分ごろ、愛知県幸田町菱池のJR東海道線の幸田-相見(あいみ)間で、大垣発豊橋行き上り新快速列車(6両編成、乗客約150人)の男性運転士(28)が、運転中に手足のしびれを感じ、列車を緊急停止した。運転を続けられなくなった運転士が指令所に連絡し、病院に搬送された。命に別条はなかったが、脱水症状を起こしており、熱中症とみられる。乗客にけがはなかった。 JR東海によると、代わりの運転士が到着するのを待って、約1時間後に運転を再開した。このため上下線計9本が運休、11本が部分運休したほか、17本が最大1時間半遅れ、約4300人に影響があった。 運転士は、乗務開始前の午前9時に行った点呼では異常はなく、豊橋-名古屋で列車を運転。休憩を挟み、正午すぎに名古屋駅からこの列車に乗務した。 その後、午後0時40分すぎ、安城駅近くの踏切で、レールに挟まった買い物カートと接触。カートを押していた
名古屋工業大(名古屋市昭和区)の加藤正史准教授のグループが、太陽光をエネルギー源にした水素の新たな生成技術を開発した。水素で走る燃料電池車(FCV)が登場し、水素が次世代エネルギー源として注目されるが、現状ではほとんどが化石燃料からつくられて二酸化炭素(CO2)が発生する。化石燃料に頼らず、CO2が発生しない水素を作り出す方法で、実用化への期待が高まる。三月の応用物理学会で発表する。 シリコンカーバイド(炭化ケイ素=SiC)と呼ばれるシリコンと炭素の化合物を半導体として利用。SiCを一つの電極に使い、もう一方の電極とともに水に浸し、SiC電極に光を当てると電流が発生し、水が電気分解されて水素ガスと酸素ガスが生成される。 半導体に光を当てると水が分解される現象は「人工光合成」と呼ばれ、一九六七年に日本人研究者が発見した。光を当てる電極として考えられた従来のガリウム化合物などの半導体は腐食しや
大井川鉄道で運行されているSL。鉄道ファンに人気だが、会社の経営は苦しいという=静岡県川根本町の千頭駅で 名古屋市の第三セクター鉄道「あおなみ線」の蒸気機関車(SL)運行構想で、市への車両貸与が困難との方針を明らかにした大井川鉄道(静岡県島田市)の吉田正樹管理部長が二十三日、本紙の電話取材に応じた。名古屋市への協力が困難とした方針は「役員会での決定」と説明。SL貸与は「今後も難しいことは変わらない」と述べた。主なやりとりは次の通り。 二〇一四年十一月、名古屋市の担当者が視察に来た。私自身は当時、市から、車両を貸してほしいとは聞いていない。私にとっては突然だが、一五年二月、「大井川鉄道のSLに、あおなみ線に対応する自動列車停止装置(ATS)を設置できるかどうか、技術的調査を一四年度中にしてほしい」という市の要請を社内で検討することになった。十七日の役員会に諮り、調査を断ると決定した。
東海道新幹線で昨年五月、作業ミスでパンタグラフの部品を左右逆に取り付けた「のぞみ」が十二日間にわたり営業運転していたことが、JR東海への取材で分かった。架線切断などの事故には至らなかったが、JR東海の作業マニュアルでも逆に取り付けた場合の危険性を明記しており、専門家は「大事故につながりかねないミス」と指摘している。 JR東海や関係者によると、逆に取り付けていたのは、パンタグラフの最上部で架線に触れる「舟体(ふなたい)」(長さ一・九メートル、重さ約十二キログラム)。昨年五月十六日、下りの「のぞみ111号」が新横浜駅に到着する際、架線が通常より揺れているのに駅員が気付き、指令所に連絡。翌日の点検で、十二号車の舟体が傾き、左右逆だったことが判明した。 原因は作業員のミス。同月五日、大阪府の車両基地で舟体を交換した際、左右を逆にしてボルトを締めていた。点検役の作業員もパンタグラフを持ち上げたり接合
スズキが農業に本格参入し、磐田市竜洋地区にある二輪車開発拠点の移転後の跡地を農地として活用、大規模な生産を進める方針を固めたことが分かった。施設が移転を終える二〇一九年までに野菜や果物などの栽培を始める。自動車の生産管理などものづくりのノウハウを役立て、作物づくりの効率改善につなげる。 二輪車開発拠点「二輪技術センター」は敷地面積約七十万平方メートルで、二輪車のテストコースや研究開発施設を備える。海岸から約三百メートルにあり、大震災が起きた際の津波被害に備えて浜松市北区に建設中の浜松工場へ移す計画だ。 センターに隣接した子会社工場も浜松工場などへ移す予定で、農地活用を検討する対象面積は約百万平方メートル(ナゴヤドーム二十一個分)。当面使うテストコースを除き、今後五年かけて順次移転する施設の跡地で、農業への本格参入を図る。
愛知県は、日本最大となる十万平方メートル規模の屋内展示場の建設に向け、調査費数百万円を二〇一五年度当初予算案に計上する。県は、この展示場を会場にして、早ければ二一年の技能五輪国際大会を誘致する計画。 立候補には開催年の五年前までに会場を明記した開催計画を主催者に提出しなければならず、県は調査をもとに一六年に新たな屋内展示場の建設を具体化させたい考え。
愛知県常滑市の中部国際空港の屋外特設会場で1~3日に開かれた、ご当地キャラクターイベント「ゆるキャラグランプリ2014inあいちセントレア」の来場者から、「靴の裏にべっとりとタール状の汚れが付いて取れない」などの苦情が相次いでいる。イベント主催者は4日、インターネットのホームページ(HP)で相談窓口開設を予告したが、対応の遅れに批判が集まりそうだ。 主催した「ゆるキャラグランプリ製作委員会」によると、イベントは愛知県企業庁所有の空き地で実施。会場設営のため10月下旬までにアスファルトで薄く舗装したがアスファルトがはがれ、砂利と混じって靴に付く状態になったらしい。 イベント2日目は、会場脇のホテルの出入り口付近と、空港連絡通路前に泥落としのマットを設置し、3日目は会場の一部にブルーシートを敷いたという。 会場やHPでは、汚れが付くとの説明はなく、主催者側には苦情電話が少なくとも50~60件あ
危険ドラッグなど違法薬物が社会問題となる中、岐阜県警は、小中高校生向けに薬物乱用防止を呼び掛ける広報車の名前に苦慮している。その名も「ASKA(アスカ)2000」。覚せい剤取締法違反の罪に問われた人気歌手を連想させる名前は、車体に粘着テープを張って隠されている。 広報車は2000年に導入されたマイクロバスで、「All Staff Keep Advance(職員全員で前進し続けよう)」の頭文字から命名。「薬物撲滅へ活動を止めない」との決意を込めた。 車中に覚せい剤や大麻、シンナーなど薬物の種類を紹介したパネルを掲示し、その恐ろしさを教えるビデオなどを装備。学校や地域のイベントなど県内各地に出向いていた。 5月に人気男性デュオ「CHAGE and ASKA」のASKA=本名・宮崎重明=被告(56)が覚せい剤取締法違反などの疑いで逮捕、起訴された以降は、名前を出せなくなり、ただの「広報車」として
トップ > 北陸中日新聞から > 北陸発 > 記事 【北陸発】 金大院生開発 バス時刻検索 3万人利用 惜しい! アプリ終了 Tweet mixiチェック 2014年3月30日 3月末でサービスが終了する時刻表アプリ「石川バスビュワー」の画面=金沢市のJR金沢駅で 北鉄のデータ表示変更で スマートフォン(多機能携帯電話)向けに金沢大の男子大学院生(26)が開発し、約三万人が利用する石川県内のバス時刻表アプリケーション「石川バスビュワー」が、三月末でサービスを終える。バス会社の北陸鉄道(金沢市)によるホームページ(HP)上の時刻表データの提供形式が変わり、二次利用がしにくくなったため。利用者から「便利なアプリだったのに」と残念がる声が上がる。(日下部弘太) アプリは二〇一一年三月、大学院生が公開。北鉄HPの時刻表をより見やすくしようと制作し、昨年度は独創性のあるビジネスプランを募る「金沢ク
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