消費者白書によると、高齢者のアダルト情報サイト・インターネット通販などにおけるトラブル相談が大きく増えた。背景には「恥ずかしくて相談できない」「紛らわしい広告が多い」などの問題がある。(ITジャーナリスト・三上洋) 65歳以上の消費者相談で「アダルト情報サイト」が第2位に 2016年版の消費者白書が閣議決定された。2015年度における国民全体の消費者トラブルの状況がわかる白書だが、今年は高齢者のトラブル、特にインターネット関連が大きくクローズアップされている。 その象徴的なデータが左の表だ。65歳以上の高齢者に関する相談の商品・サービスをまとめたものだが。2015年度はなんと「アダルト情報サイト」が第2位に入ってしまった。第5位だった2013年度に比べて約4000件も増加して1万2679件となっている。いかに高齢者のアダルト情報サイト相談が多いかわかる。 また第3位には「デジタルコンテンツ
大阪府豊中市の医療法人北斗会「さわ病院」で入院中の男性(79)がベッドで窒息死しているのが見つかり、男性看護師(33)が病院の調査に対し、「大声を上げたので、うつぶせにして布団でくるんで放置した」などと話していることが、わかった。 病院は4日、不適切な行為だったとして男性看護師を解雇。府警豊中署が、死亡との因果関係などを調べている。 同病院などによると、男性は9月22日夜、病室のベッドの上で、全身を布団にくるまれ、うつぶせで死亡しているのが見つかった。認知症でほとんど寝たきりだったという。 同署の司法解剖で、男性は窒息死と判明。同25日、病院が職員らから聞き取り調査したところ、男性看護師が「大声を上げたので、医師の指示で薬を飲ませたが治まらず、同室の患者の迷惑にならないよう、声を抑えるために布団でくるんだ」と話したという。男性看護師は以前にも声を抑える目的で、うつぶせにしていたことを認めた
13日午後3時45分頃、大阪府東大阪市岩田町の駐車場で、70歳代の男性が運転する乗用車が突然前進し、車の前に立っていた妻をはねた後、隣接するスーパーの壁にぶつかって止まった。 妻は車の下敷きになり、約20分後に救出されたが、搬送先の病院で間もなく死亡した。男性も顔などに軽いけが。 男性は、駆け付けた消防に対して「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」と話しているといい、府警河内署は、自動車運転過失致死の疑いで事情を聴く方針。同署によると、2人は、近くのスーパーに買い物に来ていたという。 高齢者が車のブレーキとアクセルを踏み間違えたことが原因とみられる事故は後を絶たない。 京都市上京区では8月、茶道武者小路千家の茶室「官休庵」の土塀に70歳代の男性が運転する車が突っ込み、土塀が破損。大阪府吹田市でも9月、70歳代の男性運転の車がJR岸辺駅の駅前ロータリーの歩道に乗り上げ、女子高生がけがをした。い
政府・与党は12日、75歳以上を対象とした後期高齢者医療制度(長寿医療制度)の見直しに関する協議会を首相官邸で開き、低所得者の保険料負担軽減の拡大や保険料納付の肩代わり容認を柱とした改善策を正式決定した。 必要な財源は今年度が560億円、来年度以降は毎年330億円。今年度分は補正予算で対応するとみられるが、財源が焦点となる。 後期高齢者、改善策 保険料の軽減拡大、天引き見直しも 政府・与党が12日に決定した後期高齢者医療制度の改善策の柱は、保険料の負担軽減の拡大と、保険料の年金からの天引きの見直しなどだ。 保険料軽減策では、今年度は、年金収入が年168万円以下の人は10月から半年間、保険料徴収を凍結する。この結果、保険料のうち定額負担の「均等割」は実質8割5分の減額となる。対象者は約470万人で、費用は約300億円。来年度以降は、同80万円以下の人について均等割を9割減額とするため、適用対
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く