オバマ大統領、中絶支援団体への連邦予算制限撤廃へ - MSN産経ニュースロイター通信によると、オバマ大統領が２３日、妊娠中絶を選択した国内外の女性を支援する団体や中絶手術などを提供する医療機関などに対する連邦予算の拠出制限を撤廃する大統領令を発令する。中絶に強く反対するキリスト教右派を支持基盤とし、中絶の権利を主張する団体への予算拠出に消極的だった共和党のブッシュ政権から大きな方針転換となる。 オバマ大統領は大統領令発令に先立ち、中絶権利を初めて認めた１９７３年の米連邦最高裁判決から３６年を迎えた２２日、「私は女性の選択の権利を引き続き守る」との声明を発表し、中絶容認の姿勢を見せた。（ワシントン 渡辺浩生）
