フランスの14歳、メリッサ投球するメリッサ 【安藤嘉浩】プロ野球選手を夢見るフランスの14歳の少女が休暇を利用して来日し、首都圏の高校や大学の女子野球部などを見学した。「フランス野球の救世主」「日仏交流の懸け橋に」と、関係者は期待を寄せる。 メリッサ・メイユー。来日中に誕生日を迎えたばかりの中学生だ。身長は171センチ。左足を高々と上げる豪快なフォームから、120キロを超える直球を投げ込む。「野球の魅力? 男の子をやっつけられるところが気に入ってるの。そんなスポーツはほかにないでしょ」。今は、パリ郊外で暮らしている。 なぜ、フランスで野球? 「家の近くに野球場があって、いつも通っていて興味をもったの」。関係者によると、フランスには約200の野球クラブチームがある。その一つに兄のディラン(17)が入ったのに続いた。男子と一緒にプレーし、多くの大会で最優秀選手に輝く活躍をしている。 続き