西アフリカ・ベナン政府は18日までに、同国出身で日本でタレントとして活動するゾマホン・ルフィン(47)を新しい駐日大使とすることを閣議決定した。在ベナン日本大使館によると、決定は14日付。 公式ホームページなどによると、ゾマホンは1964年生まれで、ベナン国立大卒。日本留学中にテレビ番組に出演して人気者となり、本を出版。印税でベナンに学校を建設するなどし、同国大統領特別顧問も務めている。 ベナンはフランスの旧植民地で、人口は約921万人(2010年推定)。主要産業は綿花など農業で、アフリカで民主化が最も進んだ国の1つとされる。