東日本高速道路道支社は22日、本年度上半期(4〜9月)の道内高速道路の利用状況を発表した。1日平均約18万2200台で、前年同期比12%の大幅増。3月からの自動料金収受システム(ETC)搭載車を対象とした割引制度が奏功した。一方、鉄道や長距離フェリーは苦戦した。 同支社によると、お盆休みや大型連休があった8、9月は特に好調で、利用台数は前年同期比20%近い伸び。高速道路利用車に占めるETC搭載車の割合は4月以降、毎月70%を超えた。 一方、JR北海道によると、上半期の特急などの乗客数は同4・7%、収入は同4・3%それぞれ減少した。同社は「不況やETC割引制度の影響が出ている」とする。 苫小牧−大洗(茨城)間を運航する商船三井フェリー(東京)によると、上半期の乗用車輸送台数は同6・1%減。苫小牧と仙台、名古屋を結ぶ太平洋フェリー(名古屋)も同10%減と苦戦した。ただ、函館と青森、大間(青森)
2007年に観測史上最小を記録した北極海の夏の海氷が、08年に続き、今年もさらに拡大していることが人工衛星の観測で明らかになった。拡大の原因は未解明で、さまざまな要因が絡み合っているとみられる。北見工大雪氷研究室の舘山一孝助教(36)はその謎に迫ろうと、17日からカナダ沿岸警備隊の砕氷船に乗り組んで、北極海の現地で調査を行っている。 宇宙航空研究開発機構(宇宙機構)とアラスカ大国際北極圏研究センター(IARC)が人工衛星「AMSR−E」で観測、そのデータを基に作成したグラフで海氷の拡大が裏付けられた。 各年の最小面積を比べると、07年は425万平方キロだったが、08年は471万平方キロに拡大。 さらに今年は、9月中旬に525万平方キロまで減った後、横ばいとなり、海氷は05年の532万平方キロとほぼ同じ水準にまで回復している。<北海道新聞9月21日朝刊掲載>
交通 通行止め (04/20 08:43) 道央自動車道は20日午前8時28分ごろ、交通事故のため、札幌南IC-札幌JCT間が札幌JCT方向通行止め。また、札樽自動車道も交通事故のため、札幌JCT-新川IC間が小樽方向通行止め。 【足寄】北海道遺産に指定されている十勝管内足寄町の「ラワンブキ」自生地の管理と収穫、発送を担ってきた地元酪農家五人による「らわんグリーン研究グループ」(木村明雄代表)が解散を決めた。高齢化により本業との両立が困難になったため。自生地は部外者の乱穫などで減少傾向にあり、今後の保護が課題となる。 ラワンブキは高さ二-三メートルもある大型のフキ。かつてはオンネトーを水源とする螺湾川沿いに百ヘクタール以上自生していたが、森林伐採による鉄砲水や部外者の乱穫などで、現在は同グループ各人の私有地や河川敷など約十五ヘクタールまで減少した。 同グループは、自生地を守るとと
道内旅行大手・普門エンタープライズ 事業停止、8000人の旅行中止(03/22 06:52、03/22 10:16更新) 旅行会社道内大手の普門エンタープライズ(札幌、小滝暁一(きよかず)社長)は二十一日、二十日に事業を停止し、事後処理を弁護士に一任したと発表した。近く札幌地裁に自己破産を申請する。二十二日以降出発の同社主催旅行は中止し、影響は顧客約八千人に及ぶ。負債総額は約十九億円。六十三人の従業員は解雇する。 約八千人の大半は道内客といい、このうち五千-六千人が旅行代金など約三億円を支払い済み。救済措置として日本旅行業協会の弁済制度が適用され、申込者が申告すれば、三億円のうち七千万円を限度に旅行代金に応じて返還されるという。 同社は一九八九年に設立、九〇年から全日空の指定代理店となった。自社店舗は札幌の一店で代理店は道内を中心に約三百ある。「ニューホリデー」のツアー名で知られ、大手旅
【網走】網走署は九日までに、網走市内で女性を押し倒して体に触るなどしたとして強制わいせつ致傷の疑いで網走地方の高校一年の男子生徒(16)を緊急逮捕した。同署は、高校生は中学生の時から十数回にわたり、同様の行為を繰り返していたと供述しているといい、裏付け捜査を進めている。 逮捕容疑は、四日午後七時ごろ、網走市内の駐車場で買い物帰りの二十代の女性の後ろから体当たりして転倒させ馬乗りになり、下半身を触るなどして手やひざに軽いけがを負わせた疑い。
札幌市内の女児(2つ)が昨年十一月、急性硬膜下血腫で意識不明となって救急搬送されたが、救命救急センターである三総合病院を含む十一の医療機関で受け入れを断られ、病院到着まで一時間以上かかり、症状が悪化していたことが五日、同市議会で明らかになった。市消防局は「脳外科と小児科が複合した難しいケースだったため受け入れ拒否が相次いだ」としている。 消防局によると、午後八時台に自宅で女児が倒れたと119番通報があった。救急車が駆けつけたところ、下半身がけいれんし、意識不明の重体だった。 救急隊は症状から脳疾患系の病気の可能性もあると判断。電話で受け入れ先を探したが、小児科の医療機関は「当番医に行ってほしい」と要請、脳神経外科の医療機関は「小児科は無理」などと受け入れを断った。 ようやく五カ所目の小児科医療機関に向け、搬送されたが、瞳孔の左右の大きさが変わるなど容体が悪化。同機関で対応できなかった。その
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