「決め手は手軽さかな。最近は都内だとランチも1000円を軽く超えてくるけど、普通のバインミーなら大台は超えない」と話すのは小売店員のさえこさん(23)。自転車に乗って買いに来た近くに住む会社員の男性(55)は「この暑さだとアジア系の味が恋しくなる」とにっこり。「コロナで自宅での仕事が多くなり、テイクアウトの定番になった。メールチェックしながら片手で食べられる」とも。 バインミーはフランスの植民地時代に編み出されたベトナム版サンドイッチだ。屋台などで日本円にして100〜200円ほどで売られている。フランスパンに鶏肉のパテを塗り、大根とニンジンを甘酸漬けにしたなますをはさむのが一般的。口当たりがよく、添えられたパクチーとの相性もいい。
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