神戸新聞 ホーム 兵庫県内 総合 【独自】高校野球の強豪・市尼崎コーチが禁止のサイン盗み指示 公式戦前日に選手集め強要、口止め 20年秋 兵庫県尼崎市立尼崎高校の硬式野球部で2020年秋、公式戦の前日に男性コーチがレギュラー選手らに対し、相手捕手のサインを見て味方の打者に伝える「サイン盗み」をするよう指示していたことが、関係者への取材で分かった。従わない場合は試合に出さないと告げ、選手に「バレたら俺と監督の首が飛ぶ」と口止めしていた。試合では実際にサイン盗みは行われず、同校は敗退した。 市尼崎高は夏の甲子園に2回出場した強豪。日本高野連はサイン盗みを禁じており、指導者から選手に指示が出ていたことが明らかになるのは異例だ。 ■従わぬなら「背番号返せ」 当時のチーム関係者によると、指示があったのは20年9月20日夜。秋季兵庫県大会の3回戦を翌日に控え、ベンチ入り選手20人と記録員ら5人、臨時講
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