11点制導入の背景とその戦い方卓球の試合方法が、1ゲーム(セット)21点先取制から11点先取制となります。サービスは2本交替になるなど、戦い方も転換を迫られそう。大改革の背景と、11点制での戦術を探りました。 日本卓球協会は去る6月23日の理事会において、国際卓球連盟の総会で決定された国際ルールの変更に合わせ、2001年9月1日から「11点制」を導入することを決めました。 この決定により、日本卓球協会が主催する大会はすべて11点制で行われることになります。傘下にある都道府県や市区町村の卓球連盟・協会が催す大会も「現行の日本卓球協会のルールを適用し……」となるのが常なので、100年近くつづいた「21点制」は消えゆくことになります。諸行無常、ですね。 11点制になると、競技ルールが大幅に変わります。 まずゲーム数が増え、現行の5ゲームマッチは7ゲームか9ゲームに、3ゲームマッチは5ゲームになる