前回はこちら「「『イデオンという伝説』をデザインした男」樋口雄一氏 インタビュー 前編」 メカデザインという名前のビジネス ――『ガンダム』ブームで初めて「メカデザイン」という仕事にスポットが当たったと思います。けれどあの時代はまだロボットのデザインとアニメと玩具の関係が、作品単位、企業単位で多種多様であったため、いわゆる「メカデザイナー」でも、個々に職域が異なっていたとは感じています。 樋口 大河原(邦男)さんの『ヤッターマン』(1977年)とか、『ヤットデタマン』(1981年)の、サブメカ、ヤラレメカなどはサブマリンで手伝っているんですよ。 ――「今週のびっくりどっきりメカ」というメカですね。 樋口 そうそう(笑) 大河原さんとはいろいろ重なってて、影に隠れては、いろいろ仕事をやらせてもらってたんですよ(笑) あと、『勇者シリーズ』(1990年から始まった、サンライズ制作、タカラスポン
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