2023年4月19日のブックマーク (2件)

  • 『鎌倉殿の13人』における源実朝像の「新しさ」とは何か ー 従来の実朝像・研究動向との比較 <後編> - Topaztan’s blog

    林勇『少年 右大臣源実朝』(大同館書店、昭和6年)挿絵(国立国会図書館デジタルコレクションより) 前編のつづきです ※2023年5月25日に 16)官位について の項目を追加しました 3.ドラマと史料類との異動・考察 1) 時政との関係 2) 疱瘡 3) 和歌への傾倒 4) 結婚と子供 5) 和田義盛との関係 6) 和田合戦 7) 義盛の最期と実朝 8) 政治への取り組み姿勢 9) 政治内容について 10) 宋船と実朝 11) 義時との関係 12) 泰時との関係 13) 実朝暗殺までの公暁を中心とした動き 14) 実朝暗殺 15) 実朝の「京志向」「武を軽んじる」について 16) 官位について 4.まとめ〜新しい実朝像になっていたか 参考文献一覧(研究書系) 3.ドラマと史料類との異動・考察 1) 時政との関係 ・ドラマ 鎌倉殿就任後最初のうちは時政が実権を握っていましたが、次第に専横を深

    『鎌倉殿の13人』における源実朝像の「新しさ」とは何か ー 従来の実朝像・研究動向との比較 <後編> - Topaztan’s blog
    underthemint
    underthemint 2023/04/19
    2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』での源実朝の描かれ方についての詳細な考察。頼朝挙兵から奥州合戦までの見せ方が通説を打ち破ったところがあっただけに、実朝期に突然古めかしい描写になったことが惜しまれる。
  • 『鎌倉殿の13人』における源実朝像の「新しさ」とは何か ー 従来の実朝像・研究動向との比較 <前編> - Topaztan’s blog

    土岐善麿『源実朝 (青少年日文学)』(至文堂、昭和19年) の挿絵 羽石光志 画 ※国立国会図書館デジタルコレクションより 源実朝は、近年著しく評価が変わってきた人物の1人です。たとえば実朝没後800年に編まれた、和歌研究者の渡部泰明氏編の『源実朝 虚実を超えて』(勉強出版、2019年)でも、そのような言及がいくつも見られます。「源実朝について、かつては「悲劇の将軍」「文弱の将軍」というイメージが先行しがちであったが、そうした実朝像は大いに改まりつつある。鎌倉時代の基史料である『吾鏡』の読み直しや和歌事績の研究が実朝像の更新に大きな役割を果たしているが、当該期の幕府発給文書研究の深化も見逃すことはできない」(同書 p. 36)、「平成以降の日史研究において、従来『吾鏡』から読み取られてきた実朝像、例えば「幕府政治に背を向け、公家文化に耽溺して和歌や蹴鞠に没頭した文弱な将軍、源氏と

    『鎌倉殿の13人』における源実朝像の「新しさ」とは何か ー 従来の実朝像・研究動向との比較 <前編> - Topaztan’s blog
    underthemint
    underthemint 2023/04/19
    2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』での源実朝の描かれ方について、脚本家のコメントや最新の研究からみた違和感、そしてとくに近代以降の「実朝像」との対比についての詳細な考察。