「錦湯」の「フロデューサー」こと長谷川泰雄さん=京都市中京区で2022年5月26日午後1時42分、南陽子撮影 京都で95年続いた公衆浴場「錦湯」(京都市中京区)が6月5日、のれんを下ろす。「京の台所」として知られる錦市場にあり、観光名所としても知られた名物銭湯だ。1人で番台を守ってきた長谷川泰雄さん(75)は、定休日には「劇場」として開放し、落語会や音楽ライブなど数々のイベントをプロデュース。人々が出会う、ぬくもりのある場をつくってきた。自他共に認める「フロデューサー」の決断に、常連客たちは「ここは自分たちの『家』だった」と惜しんでいる。 「御来湯くださいました全ての皆様に心より御礼を申し上げます」
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