ユーザーがログインした直後やX Window Systemを起動すると、ホームディレクトリにある.bashrcや.xinitrc、.xsessionといったファイルが読み込まれる(.bash_profileと.bashrcの違いはやX Window System起動時に自動的にプログラムを実行するには参照)。各ユーザーは、これらのファイルを変更することで自分専用の環境を作成できる。 これらのファイルは、useraddコマンドでユーザーアカウントを新規に作成した際に自動的に生成される。これは、/etc/skelディレクトリに用意されている新規ユーザーのためのひな型をコピーすることで実現している。従って、/etc/skelにあるファイルを変更すれば、新規ユーザーのデフォルト設定を変更できる。 例えば、/etc/skel/.bash_profileに以下の行を追加する。