大学入試センター試験が16、17日行われる。県内は大分大(大分市)など5会場で約4280人が受験する見込み。各高校では激励会などが開かれ、生徒たちが翌日の試験へ気持ちを高めていた。 3年生310人中272人がセンター試験を受ける大分市の県立大分舞鶴高の激励会では、3年のラグビー部員が戦いに臨む民族舞踊を披露した。国立大工学部志望という江熊浩史さん(17)は「先生の励ましは力になった。明日は周りを気にせず、ミスをせずにやりたい」と話した。 宇佐市の県立安心院高では、佐藤裕哲校長らが受験する39人を激励。会場の視聴覚室に、「何点取れ」の願いを込め「南天の木」を立て、受験生の決意の短冊を飾った。全員で「天(点)つき体操」を行った。国立大志望の生徒代表・荷宮岳さん(18)が「先生たちの温かい励ましを胸に、頑張る」と力強く宣誓した。【大漉実知朗、小畑英介】
学齢期に学校に通えなかった人たちを主な対象にした夜間中学(中学校夜間学級)について、御所市教委は08年4月、補助してきた補食費(給食費)などの自己負担や修業年限の短縮などの方針を打ち出した。夜間中学は必要なのか、という根本的な問題が問われている。県立奈良高校長などを歴任した御所市教委の上田貞夫教育長と、元県立高教諭で橿原市立畝傍中学校夜間学級の支援活動を続けている市民団体「橿原市に夜間中学をつくり育てる会」の米田哲夫代表に、考えを聞いた。【山成孝治】 ◇金出すのは筋違い--御所市教委教育長・上田貞夫さん --なぜ、補助を削減したのか。 上田 昼に通う子どもが給食代や遠足代を自己負担しているのに、働いている大人が払うのは当然だ、ということだ。 --義務教育なのに、居住地によって負担に差が出るのはよくないのではないか。 上田 それなら、皆さんが御所市の方式に合わせればいいのではないか。生活保護
秋田大は、女性の医師や看護師ら子育てしながら働く教職員向けに「病児・病後保育施設」を4月に開設する。 同大によると、秋田市本道の大学敷地内にある「千秋保育園」隣に建物を新設。専任の看護師1人を常駐させ、保育士を2人増員する。対象は生後8週から3歳までで、入院する必要のない程度の病気や病後のため保育施設で受け入れてもらえない乳幼児。感染症は除く。定員は2人だが、4人程度まで柔軟に受け付けるという。 同大によると、学内には医師も含め多くの女性が勤務。子供が病気になれば長期間かかりきりになるとして出産後の職場復帰をためらう人が多く、子育てする女性からの強い要望も受け設置を決めたという。【百武信幸】
築後約60年たつ上京区の堀川商店街(53店・戸)で、京都の学生たちが描く商店街の将来構想についてのパネル展示が開かれている。商店街は堀川団地1階の店舗からなるが、建物を管理する府住宅供給公社は老朽化に伴い団地全体の建て替えを検討中。店主らは取り入れたいアイデアがあれば学生らと検討し、公社に実現を働きかけていく考えだ。【成田有佳】 堀川団地は1950~53年、堀川通沿いに建設された。1階が店舗、2、3階が住居の鉄筋コンクリート製集合住宅が6棟。しかし、耐震性の問題もあり、90年から入居者の募集を停止。09年4月現在、住居98戸のうち43戸は空室で、店舗も新規出店は募集していない。 京都市景観・まちづくりセンターが10月、商店街の在り方のアイデアを競う「京都まちづくり学生コンペ」への参加者を募集したところ、4大学・大学院の5グループ・人が堀川商店街を取り上げた。これに商店街側も注目し、パネル展
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