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ブックマーク / elmikamino.hatenablog.jp (6)

  • 片仮名の呪力、漢字の呪力、アルファベット漢字 - 記憶の彼方へ

    愛を成就せんがための「護符」と周囲に添えられた漢字片仮名交じりの文言。室町末期の『呪詛秘伝書』から(『組版原論』57頁) これは、府川充男氏が、片仮名の持つ呪力を解説する場面で例に挙げた室町末期の写『呪詛秘伝書』からの資料の一部である。府川氏は他にも具体例を挙げ、民俗学者の網野善彦の「片仮名呪力」説も援用しながら、片仮名が来「言葉の呪力」、「音声の呪力」、「口頭の言語」、「音声の言語」と深く結びついているのではないかと推理している(『組版原論』56頁)。 その面白さもさることながら、私は上の護符そのものに目が釘付けになってしまった。「我君と交わるを念ず」と読むとしたら読むのだろう。護符周囲に添えられた漢字片仮名交じりの文言もさることながら、その護符そのものの漢字の結合が強烈な禍々しさを生み出している。この資料は、片仮名の呪力なるものよりも、漢字の呪力のほうを私に強烈に印象づけた。 こう

    片仮名の呪力、漢字の呪力、アルファベット漢字 - 記憶の彼方へ
    unknownmelodies
    unknownmelodies 2008/03/29
    護符も凄いが、三上先生の執念も(以下略)
  • 誰でもいい、耳を傾けてくれる人がどこかにいる - 記憶の彼方へ

    先日、関東在住のブロガーの方が訪ねてくださって、一晩色々と語り合った。もちろん、実際に会うのは初めてだった。しかしそれまでのブログを介してのコミュニケーションですでに大きな信頼関係が出来上がっていた。これは体験してみなければ分からないことだと思う。会ってすぐに打ち解けて旧知の仲のごとく話が弾む。そしてお互いのブログ裏話に話は及ぶ。いくら話しても話足りないほどの話題が芋づる式に次から次へと出てくる。当然、会話はお互いのプライベートな話題にまで及ぶ。 考えてみれば、不思議なことだ。『横浜逍遥亭』の中山さん(id:taknakayama)との出会い以来、少なくとも私の場合には数年前には想像だにしなかった出会いがこうしてまた生まれた。その中山さんはあるエントリーで、ブログとはネット上の「井戸端会議」みたいな面があって、そこでの有形無形のコミュニケーションが人生の活力源にもなると書いていた。その通り

    誰でもいい、耳を傾けてくれる人がどこかにいる - 記憶の彼方へ
  • Vytautas Landsbergis plays "Čiurlionis":365Films by Jonas Mekas - 記憶の彼方へ

    ジョナス・メカスによる365日映画、11月12日、316日目。 Day 316: Jonas Mekas Monday, November 12th, 2007 4:52 min. Vytautas Landsbergis, who made Gorbachev blink, plays piano etudes by Ciurlionis. Vilnius. ゴルバチョフを相手にしなかった ヴィタウタス・ランズベルギスが チュルリョーニスのピアノ曲を弾く。 ヴィリニュスにて。 いち早くソ連邦から独立したリトアニアの立役者(政治家)であり音楽家、学者、フルクサスのメンバーでもあるヴィタウタス・ランズベルギス。大柄な体を折るようにしてピアノに向かい、チュルリョーニスのピアノ曲を集中して淡々と弾く。ジョナス・メカス映像芸術センター創設を祝うパーティーの一幕のようだ。ヴィタウタス・ランズベルギス

    Vytautas Landsbergis plays "Čiurlionis":365Films by Jonas Mekas - 記憶の彼方へ
    unknownmelodies
    unknownmelodies 2007/11/13
    Vytautas Landsbergis plays Ciurlionis (Prelude VL338).
  • たかが検索、されど検索 - 記憶の彼方へ

    Googleの検索エンジンを過大評価する者もいれば、過小評価する者もいる。私は基的に普及した技術は過大評価するくらいでちょうどいいと思っている。ただし、それは鵜呑みにする、言いなりになるということとは違う。実際の利用にさいしては、むしろ全く逆に「信用しない」くらいの気持ちで利用する。グーグルに「逆らって」グーグルを利用する。 学生達には、ページランクの仕組みを教えてから、ヒット数にもよるがちょっと大げさに検索結果の1000件以上はチェックすること、と指導している。目がしょぼしょぼになるくらい見ないとシステム、テクノロジーに負けるぞ、と言っている。それくらい見れば、思わぬ発見も生まれる可能性が生じる。そして、そのような検索は、しかも、まだ探究の出発点に過ぎない、と。つまり、Googleの検索では見つからないかもしれない情報こそが君が探している情報なんだ、と。そのことを知るために、いわば「外

    たかが検索、されど検索 - 記憶の彼方へ
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    unknownmelodies 2007/11/13
    「むしろ全く逆に「信用しない」くらいの気持ちで利用する。グーグルに「逆らって」グーグルを利用」
  • その後の「タクソノミー/フォークソノミー問題」 - 記憶の彼方へ

    自分の中では解消したと思っている「タクソノミー/フォークソノミー問題」に関して、「その後」どういう議論の展開が見られるかと不図思って、"Folksonomy"でブログ検索してみたら、私にとっては象徴的なタイトルのブログ記事と講話がヒットした。 Tags vs Categories(AUTHENTIC BLOGGING, 16 October, 2007 by Graeme Sutherland) Everythig is Miscellaneous(Google Tech Talks May 10, 2007 ) 「タグ対カテゴリー」と「すべてはその他」である。前者はネットのユーザにとっては伝統的な分類体系(タクソノミー)に基づいたカテゴリーなんかより、ユーザが記事や写真やビデオに勝手につけるタグの方が別のユーザが目当のものを「探す」際にずっと頼りになることは火を見るより明らかだよねと論じ

    その後の「タクソノミー/フォークソノミー問題」 - 記憶の彼方へ
    unknownmelodies
    unknownmelodies 2007/11/03
    「フォークソノミーは「言葉」である。タクソノミーは専門家のお墨付きの範疇である。が、範疇は言葉で表現され(中略)、言葉とは畢竟世界の分類の指標である。」
  • 情報デザイン論2007 資料:地下鉄路線図に見る情報デザイン - 記憶の彼方へ

    世界の地下鉄路線図総覧 Subway Maps 世界の地下鉄の路線地図 世界主要都市の地下鉄路線図 ロンドン地下鉄(London Underground) ロンドンの3D地下鉄路線図(Iconic London 3D Tube Map) メルボルン鉄道路線図(Melbourne rail map) ニューヨーク地下鉄(New York Subway) onNYTurf: NYC Subway Google Map Hack Boston Area Subway System パリ地下鉄(Plan Metro de Paris) ローマ地下鉄(Roma metro subway) バルセロナ地下鉄(Barcelona Metro Map) サンパウロ地下鉄(Sao Paulo) 上海地下鉄(Shanghai Metro & Light Rail) 札幌市営地下鉄路線図 東京メトロ路線図 東京

    情報デザイン論2007 資料:地下鉄路線図に見る情報デザイン - 記憶の彼方へ
    unknownmelodies
    unknownmelodies 2007/10/17
    情報デザイン
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