昨年、7月28日、ヤクルト球団とソニー、ソニーPCL連名のプレスリリースがスワローズファンを驚かせた。 「ホークアイのプレー分析サービスの実証実験を東京ヤクルトスワローズと開始 ピッチャープレートからホームベース間の投球・打球を正確に捉えてデータ化」 プレスリリースはこうだ。 「本サービスは、ホークアイの画像解析技術とトラッキングシステムにより、ミリ単位の正確さで光学的にボールなどの動きを捉えて、リアルタイムに解析し、投球の速度・回転数・回転の方向・軌跡など、さまざまな種類のデータを取得するもの」 トラックマンとホークアイ 筆者は思った。(あれ? データ解析と言えば、トラックマンが神宮球場や2軍の戸田球場に導入されているはず……) 2018年1月6日付の『日刊スポーツ』にはこうある。 ”本拠地・神宮球場に最新鋭機器が導入される。ヤクルトの球団首脳が高性能弾道測定器「トラックマン」を導入する