ポップ、ロックの世界で、3コードや4コードの循環コードが多用されるのは、ブルースやヒルビリーが基礎になっているからだ、という説明を読んだことがある。これは説明になっているようで、なっていない。 「では、なぜブルースのコード進行はみなああいう風になっているのか?」という、さらなる疑問を引き出すだけでしかないからだ。 3コードの循環、たとえばCキーでのI-IV-V循環、じっさいのコードに置き換えると、C-F-Gの循環(FはしばしばDm7で代替される)には、ドレミファソラシドのCメイジャー・スケールの音がすべて含まれている。 これが、ポピュラーソングで、この三つのコードによる循環コードが多用される理由なのだ、という説明もある。このほうが納得がいく。C-Am-F-Gという4コードの循環コードも、C-F-Gと同じことだと考えていいらしい。 この説明に説得力があると感じるかどうかは人それぞれだろうが、
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