ファイル共有ソフト「Winny(ウィニー)」を使って国内未公開の映画を流出させたとして、京都府警は27日、茨城県日立市鮎川町、ホテル従業員・重川裕二容疑者(37)を著作権法違反(公衆送信権の侵害)容疑で逮捕した。 同容疑者のパソコンを解析した結果、同容疑者は5年前から、約2万1500作品を流出させたとみられるという。 発表では、重川容疑者は4月7日、その2日後に日本で公開された米映画「シャッターアイランド」の日本語字幕付き映像を自宅のパソコンからウィニーを通じてネット上に流し、不特定多数が閲覧できる状態にした疑い。警察庁が今年1月に導入した、ファイル共有ソフトを使って流通する違法動画の監視システムで7月に見つかり、府警が捜査していた。
警察庁は28日、警視庁や大阪府警など全国の21道府県警が児童買春・ポルノ禁止法違反(公然陳列、公然陳列目的所持)容疑で、「ウィニー」や「シェア」といったファイル共有ソフトを利用したインターネット上の児童ポルノ事件の一斉取り締まりを実施したと発表した。27、28の両日に47カ所を捜索、28日午前までに16人を逮捕したという。 警察庁によると、ファイル共有ソフトにしぼった児童ポルノ事件の一斉取り締まりは初めて。 政府の犯罪対策閣僚会議で、インターネットの接続業者がアクセスを遮断し閲覧できないようにする「ブロッキング」の導入が決定。これに伴い、“抜け道”になりかねない共有ソフトの利用事犯の増加が見込まれることから、児童ポルノの流通防止を図るため、一斉摘発に乗り出した。 今年1〜6月に全国の警察が摘発した児童ポルノ事件は599件。うちインターネット利用は329件で、62件ではファイル共有ソフトが使
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