首相官邸のホームページ(HP)が2日、リニューアルされた。「さまざまな政策情報をより分かりやすく発信する」(藤村修官房長官)ため、各省庁が個別に発信していた政策情報を一括検索できる機能や、子供向けサイトを新設した。岡田克也副総理が新聞・雑誌の購読中止にいそしむ中、HP更新に要した費用は約4500万円という。
首相官邸のホームページ(HP)が2日、リニューアルされた。「さまざまな政策情報をより分かりやすく発信する」(藤村修官房長官)ため、各省庁が個別に発信していた政策情報を一括検索できる機能や、子供向けサイトを新設した。岡田克也副総理が新聞・雑誌の購読中止にいそしむ中、HP更新に要した費用は約4500万円という。
昨年9月、自主企画イベント「AIR JAM」で11年ぶりに復活を果たしたパンクバンド、Hi-STANDARD(ハイスタ)。今秋には復興支援として、東北で「AIR JAM 2012」を開催することが決まった。「日本を元気にしたい」。ボーカル&ベースの難波章浩(41)からは、熱い思いが噴き出している。 「今年、東北にできるだけエネルギーを持っていきたい。ハイスタでできる限りのことをやりたい」と訴える難波。東日本大震災で壊滅的な被害を受けた東北を元気にしようと、11年間休止していたバンドを再始動させた。 1991年に難波、横山健、恒岡章で結成したハイスタは、マイナーとされたパンク、それも自主アルバムで100万枚を売り上げる異例の人気を誇り、主催するイベント、AIR JAMに万単位のファンを集めた。2000年に突然、活動を休止したものの、後続のバンドや若者に多大な影響を与えている。
電車も買い物もこれ1枚-。JR東日本の非接触型ICカード「Suica(スイカ)」は、昨年11月にサービス開始から10周年を迎えた。 Suicaは、イメージキャラクターの愛らしいペンギンとともに、東日本エリアに住む人々の生活にすっかり定着している。 JR東日本の子会社、日本ホテルが運営するホテルメトロポリタン(東京都豊島区)ではSuicaのペンギンをインテリアに取り入れた特別室を1日1室限定で販売している。 デラックスタイプのダブルルームに、大きなペンギンのベッドカバーや光るオブジェをはじめ、遊び心あふれる演出をちりばめた。 毎月18日に予約受け付けを行っているが、「あっという間に完売する人気ぶり」(同社広報担当者)という。(次のページ)上質な“おもてなしの心”
GPS(衛星利用測位システム)機能が搭載された携帯電話からの110番通報を受理する際、全国の警察本部の通信指令室にある地図画面上に位置情報が表示されるが、NTTドコモをはじめとした3社のスマートフォン(高機能携帯電話)の位置情報については表示されない状態となっていることが9日、警察庁への取材で分かった。固定電話と異なり、携帯電話の場合には緊急時に即応できない可能性もあり、警察庁は同様に緊急通報を扱う総務省消防庁、海上保安庁とともに、携帯電話事業者に改善を申し入れている。 警察庁によると、3庁は平成18年10月、事業者4社(NTTドコモ、KDDI=au、ソフトバンク、イー・アクセス=イー・モバイル)との間で、GPS機能が搭載された携帯電話の位置情報の提供を受けることで合意。警察の場合、19年4月から警視庁や大阪府警など一部の警察本部で位置情報を表示できるシステムの運用を開始し、23年2月に全
あるファッション系の出版物の仕事のために、10年前のアメリカ村や南船場、堀江といった当時最前線の街の取材スナップ写真を引っ張り出して綿密に見る。 すごく違和感があった。それは「なんだ、全然変わってないじゃないか」ということである。 ファッションの世界は「流行」がある。いきなり黒い無彩色のダボッとした服が流行(はや)ったり、逆に体のラインを強調した黄やピンクのボディー・コンシャス(懐かしい用語だ)になったりすることだ。ある日突然、何の前触れもなく無根拠にひとつのスタイルが流行し、そしてさっと廃っていき、また違ったスタイルが出てくる。 20代女性がいきなり金や茶色の巻髪ばかりになったり、破れたぴたぴたのジーンズがどこのブティックでも並んだりする。そういった理不尽とも思える動きがあるからなかなかに興味深いのだ。 けれども同じタウン系雑誌のファッションページを比べていて分かるのだが、この10年いや
ロシアの首都モスクワで20日、同国初の「ロシア・コスプレ全国大会」が開かれた。会場の「中央芸術家会館」では、80組超の応募者から選ばれた30組がアニメのキャラクターなどの衣装で登場、なりきりぶりやかわいらしさを競った。 大会は映画や舞踏など日本文化を多角的に紹介する現代日本文化フェスティバル(在ロシア日本大使館主催)の一環。 出場者以外にもコスプレマニアが大集合し、大会はホールの定員を大きく超える約800人の観客ですし詰めに。会場全体にマニアがあふれ、大使館幹部は「コスプレに(フェスティバル全体が)乗っ取られたようだ」と苦笑いした。 優勝は北西部サンクトペテルブルクの23歳と25歳の女性2人組。日本アニメに登場する人物の豪華な衣装に身を包み、観客を魅了した。(共同)
ユニクロや米国のGAP、スペインのZARAが日本で「セカンドライン」と呼ばれる低価格の第2ブランドの出店に力を入れている。“早い・安い”で台頭する米国のフォーエバー21など新興のファストファッションブランドに対抗するのが狙いだ。ただ、消費者の嗜好(しこう)の変化やデフレ疲れで、低価格ブランドブームは去ったとの見方も。群雄割拠のブランド乱立時代を生き残るのは…。日本初出店が続々 「音楽やテクノロジーなど、最先端のものに関心を持つ10代から20代前半の男女がターゲット」 東京・渋谷で4月にオープンした「ベルーシュカ」は、ZARAを展開するインディテックスの第2ブランド。日本へは初出店だ。 ZARAは最先端の流行を取り入れた衣料品を短期間のサイクルと手ごろな価格で販売する「ファストファッション」の草分け。 第2ブランドは、30~40代のキャリア向けを中心とするZARAに比べ、婦人用パンツが299
人気アニメ「ケロロ軍曹」の日向冬樹役などで知られる声優、川上とも子さん(41)が9日、死亡したことがわかった。所属事務所がホームページを通じて発表した。 所属事務所は「誠に残念ながら薬石効なく急逝いたしました」と説明。川上さんは卵巣がんのため病気療養していたという。詳しい死因については「ホームページに掲載した内容以上のことは明かせない」としている。 これまで応援してくれたファンには、「生前中は皆様に多大な応援を頂き心から感謝申し上げます。ありがとうございました」と感謝の意を示した。 川上さんは、94年にアニメ「メタルファイター MIKU」でデビュー。「少女革命ウテナ」の天上ウテナをはじめ、「ヒカルの碁」の進藤ヒカル、「史上最強の弟子ケンイチ」の風林寺美羽などの作品で主役やヒロイン役を演じた。
さまざまな登山ルートが楽しめる六甲山系。週末、登山口に近い阪急神戸線各駅では“山ガール”たちはもちろん、おしゃれな“山カップル”の姿が目立つ。そして、「ファッションを楽しみつつ、本格的な登山も」という彼らのメッカとも言えるのが、神戸・旧居留地界隈。ルイ・ヴィトンなどハイブランドショップが集まるエリアとして知られるが、実は、L.L.ビーン、エディ・バウアー、パタゴニア…と、アウトドアショップも多い。 おしゃれなブティックやカフェの並ぶ通りに2年前にオープンした「ザ・ノース・フェイス/SORA神戸店」は、タウンカジュアルから本格的なユーザーのニーズにまで応える、いわばアウトドアファッションのセレクトショップ。ファッショナブルでありながら、機能的なウエアがそろう。トレッキングやトレイルランニングなどのイベントも開催するが、居留地という場所柄、意外にも参加者は30~40代が中心。最近は大人の男性に
「ショーの衣装も道具も、自分たちで作る」「寝る間も惜しんで練習している」-。全裸になった女性にわいせつ行為をさせ、他の客に見せつけたとして、東京・六本木の老舗SMバーが摘発された事件。公然わいせつの罪に問われた“カリスマ女王様”は、19日に東京地裁で開かれた初公判で反省の言葉を口にする一方、仕事に対する「矜持(きょうじ)」もうかがわせた。(時吉達也) 起訴状と検察側の冒頭陳述によると、この女性被告(43)は3月3日、店長を務めるSMバーで、不特定の客を前に、カップルの女性客の下半身に器具を押し当てるなどわいせつな行為をしたとされる。 この事件では、同容疑で女性従業員とカップル客の男女2人も逮捕された。カップルは数日の勾留後に釈放されたが、従業員は同罪で略式起訴され、東京簡裁で罰金30万円の略式命令を受けた。 保釈中の被告は19日の初公判に、身長170センチを超える長身と合う黒のハイヒールで
どんな洋服にしよう…迷った客に適切にアドバイスをしてくれるショップの店員さんたち。その装いは雑誌から抜け出したようで、思わず見とれてしまう。今回は、とりわけ「おしゃれ」と評判の店員さんたちのファッションをご紹介。(木村郁子) ワールド(神戸市)では、国内約100ブランドの3000店の全販売員を対象にした“おしゃれコンテスト”を開いている。今年、最終審査まで残り「ヴィジュアル伝道師」の称号を得たのが、「オペーク オオサカ」フロアマネジャー、中野幸子さん。顧客の中には、中野さんのファッションすべて「同じものを」と購入する人がいるほどの人気者。 この日は、白い丸襟のクラシカルなベージュのワンピースで、60~70年代の女優スタイル。身につけたアクセサリーは手作りでこだわりをみせる。しかし足元はなぜサンダルに靴下? 「オシャレは足元からがポリシー。あえて靴下でドレスダウンすることで装いに広がりが出
東京都の石原慎太郎知事は22日の定例会見で、東日本大震災を踏まえ、「首都圏機能はいい形で分散されるのが好ましい。東京への過度な集積は好ましくない」と強調。首都を東京に残したまま、一部の首都機能を分散し、バックアップ機能の充実が必要との見解を示した。 大震災の発生後、橋下徹大阪府知事と大村秀章愛知県知事が先月22日の会談で、首都機能分散の必要性を指摘しており、石原知事の発言で議論が加速しそうだ。 会見で、石原知事は余震が頻発していることを挙げ、「東京直下の地震の確率は高くなった」と述べた。そのうえで、JR東海が計画しているリニア中央新幹線に触れ、「東京と大阪が1時間で結ばれれば画期的だ」とし、「(首都機能のうち)証券市場の中心は大阪に移すなど、大きな発想力で取り組むべきだ」と訴えた。
蓮舫節電啓発担当相は1日の記者会見で、東京都の石原慎太郎知事が桜の花見について「一杯飲んで歓談する状況じゃない」と自粛を促していることに対し、「権力で自由な行動や社会活動を制限するのは最低限にとどめるべきだ」と反論した。 また、一部にコンビニエンスストアの深夜営業を自粛すべきだとの意見があることにも「夜間の電力は、現段階では相当余っている。コンビニや自動販売機の夜間の照明は、治安的にも意味がある」と述べ、不必要だと強調した。 その上で「電力があるにもかかわらず経済活動を公の力で制限していくということが、わが国の経済にとってどのよう影響があるのかも冷静に考えるべきだ」と訴えた。
【ワシントン=古森義久】米紙ニューヨーク・タイムズは28日付で「津波後の日本は自粛という新たな強迫観念に襲われた」との見出しの記事を掲載し、日本国民の多くが地震や津波の犠牲者への弔意から日常の活動を縮小するようになり、国民経済への悪影響が懸念されると伝えた。 東京発の同記事は、日本で「地震、津波、原発で何十万という国民が被害を受けたことから、被災地以外でも、少しでもぜいたくにみえる活動はすべて非難されるようになった」とし、日本国民のすべての層が生活面での「自粛」をするようになったと報じた。 自粛はまず電力の節約という形をとり、日本国民が「電灯、エレベーター、暖房、トイレ座席の暖房まで止めるようになった」とし、安売りカメラ店の客案内の音声やカラオケ店への出入り、桜の花見、高校野球応援、東京都知事選の候補の音声までが自粛されていると指摘した。 同記事は自粛が過剰になっていることを示唆し、企業や
東日本大震災での自衛隊による被災者支援活動は「最後の砦(とりで)」である。隊員はその重みを感じながら黙々と働くが、肉体的、精神的疲労は日ごとに増す。身内に犠牲が出てもわが身を顧みず、被災地にとどまる隊員も多い。実績を声高に誇ることもなく、黙して語らぬ隊員の思いと労苦を隊員同士のメールや写真から検証した。(半沢尚久、《》はメールの文面、写真は陸上自衛隊提供) ■車座で痛みを共有 《海には数メートルおきにご遺体が浮いている》《幼い亡骸(なきがら)を目にすると、わが子とダブってたまらない》 地震に津波の被害が重なった大震災。遺体収容も自衛隊の重要な任務のひとつで27日までに4150体を収容した。写真は宮城県山元町で冷たい水に膝までつかりながら遺体を囲み手を合わせる隊員を写し出す。 日常的に遺体を扱う警察官と違い、慣れているわけではない。とりわけ、海に流された遺体と対面するのはつらい作業だという。
福島第1原発事故で放水活動を行って帰京した東京消防庁ハイパーレスキュー隊員らの活動報告会が21日、東京都渋谷区の消防学校で行われた。石原慎太郎知事は参加した115人を前に感極まり、何度も言葉を詰まらせながら感謝を述べた。 「みなさんの家族や奥さんにすまないと思う。ああ…、もう言葉にできません。本当にありがとうございました」。隊員からの活動報告を受けた石原知事は、涙を隠さず、深々と礼をした。 石原知事は、被曝(ひばく)覚悟の活動を「まさに命がけの国運を左右する戦い。生命を賭して頑張っていただいたおかげで、大惨事になる可能性が軽減された」と称賛。さらに、「このすさんだ日本で、人間の連帯はありがたい、日本人はまだまだすてたもんじゃないということを示してくれた。これをふまえて、これにすがって、この国を立て直さなければいかん」と声を震わせた。 活動報告会に参加した隊員の一人は「あの強気の知事が涙を流
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