2011年4月27日、京都・四条河原町に「京都マルイ」がオープンした。2010年8月に閉鎖した四条河原町阪急の跡に出店したもので、神戸マルイ、なんばマルイに続く関西3店舗目、京都初進出となる。 同店は8階建てビルの地下1階~地上6階に入居し、売り場面積は8760平米。全53店舗のうち8割にあたる42店舗が京都初出店(再出店含む)で、関西初や新業態の店舗も並んだ。雑貨やカフェなどアパレル以外の比率は約6割。自主編集売り場も4割強を占め、全店で2番目に高い。初年度売り上げ目標は60億円台半ばを見込んでいる。 一番の特徴は「顧客と一緒に作る店」であることだ。出店が決定した2010年8月からスタートした「お店づくり企画会議」やネットアンケートなどで消費者の意見を集め、店づくりや品揃えに反映させた。また、「ヤングに強いマルイ」というイメージがあるなか、顧客の年代を絞り込まず、子供から年配まで幅広い客