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ブックマーク / blog.alceste.net (5)

  • 渡辺淳弥のやりたかったこと…ギャルソンオムのパッカリング加工について

    自分はかつて渡辺淳弥(の特にメンズデザイン)を批判する記事を書いています。 ジュンヤワタナベを斬る! 今日は掌を返して、渡辺淳弥が当にやりたかったこととは何だったのかを書いてみたいと思います。 (これは当時自分のブログを呼んだ方から頂いたメールを元に、再度調べたり確認した結果の内容です) ジュンヤ就任後のギャルソンオムの代名詞的存在になったパッカリング(引きつり)加工。 これは何十年も前の古きよきアメリカ時代のワークウエアに使われていた手法が元になっています。 折り伏せ縫い等に比べ、巻き縫いは一発で縫いきることが出来るため大量生産に適した縫い方でもありました。 ただし巻き縫いは名前通り、生地を互いに巻いた状態で縫っていくため、縫い代の部分がどうなっているのかは生地の感覚、最終的には縫いあがってみないと分からなかったりするようです。 巻き込みが足りない、ミシン落ち(ステッチが縫い代からはみ

  • ジュンヤワタナベを斬る!

    コムデギャルソンの川久保玲に見出され、今や世界に認められるデザイナー、渡辺淳弥。今日はそんなジュンヤにメスを入れてみたいと思います(笑) ジュンヤはレディースでは素晴らしいコレクションを発表していますし、もちろん非常に才能あるデザイナーだと思います。 でも恐れずにいうならば、私はジュンヤが好きではありません。 川久保玲をはじめ多くのデザイナー達が、レディースとメンズ服の違いについてのインタビューをうけ、こう回答しています。 「メンズには制約があり難しいが、その分挑戦のしがいがある」と。 ところがただ一人、「メンズとレディースについて違いは感じない。気分の問題だけ」と答えたデザイナーがいました。 それが渡辺淳弥です。彼はジュンヤワタナベ・コムデギャルソン・マンの発足時のインタビューにそんな問題ある回答をしています。 ジュンヤのメンズデザインの方向性 「服飾学校で数年勉強しただけの人間には、テ

  • スーツを着る理由…雑誌の語る英国紳士の精神性の嘘

    なぜ社会人はスーツを着なければならないのか? その回答の一つは、スーツが正装として定められているからです。 クールビズも定着し、徐々にビジネスでもスーツを着なくてもよいという環境になりつつありますが、それでも冠婚葬祭ではスーツを着ますよね。 ビジネスの場でもスーツを着る、それは形骸化しようとも礼節を重んじることであり、強いては相手への思いやりに繋がるものなのです。 だからスーツを着る。ごく単純な理由です。 しかしもう一つ、スーツを着る理由があるのです。 サッカーとか見てても、ヨーロッパ出身の監督などは熱帯地域の国に行ってもスーツ着てますよね。 なぜあんな暑苦しい格好しているのか? その理由は、服装による身分の差別化にあるのです。 結論から先に書くと「スーツは真っ当な身分の者ですよってことを現している」からなのです。 今日は「スーツ雑誌が語る英国紳士の精神性」の嘘を暴いてみたいと思います。

  • 2011年買ってよかった商品の紹介

    さて、今年もほぼ終わりですね…。今回は総まとめ的に、今年一年で買ってよかった商品の紹介をしたいと思います。 (服は一切あげてないので、ご容赦を) 1.サーモスの携帯マグ サーモス 水筒 真空断熱ケータイマグ 【ワンタッチオープンタイプ】 0.5L オールブラック JNL-502 ALB 最近は低所得化で、草系男子から自炊系男子と、低燃費でエコで無駄な消費を抑えた賢い男子が人気だったりしています。 仕事していると一日のペットボトル消費量も意外とバカにならないですし。 そんな方にもお勧めしたいのがサーモスの携帯マグ。 なにがすごいかって、その保冷力、保温力が素晴らしい。 夏は冷たいウーロン茶に氷を3~4個ぶち込んでおくだけで、仕事帰りまでひえひえ。 保温力にいたっては、以前冷やそうと、いれたて熱々コーヒーを入れて蓋閉めて冷蔵庫に入れたことがあったんですが、一晩たって出してもあったかいままでし

  • クラシックスーツから見るメンズモード4つの分類

    モードの世界でも、メンズではほとんどのデザイナーがスーツを作っています。 むしろスーツを作らないデザイナーの方が珍しい。 それはデザイナーたち自身が語るように、メンズ服には制約が多いこともあるでしょう。 しかし逆に自分はメンズを作るデザイナーは、スーツにこそ、その力量が出てしまうと考えています。 かつて一度紹介していますが、服飾評論家の落合正勝氏はメンズモードのデザイナーに対してこのように語っています。 「彼らは一見新しいスーツをデザインしているように見えるが、決してそんなことはない。クラシック、つまり英国のスーツを根底に、それをどんな風に砕くか腐心しているに過ぎない。砕くというと語弊があるかもしれない。新たなクラシックを構築しようとしているのだ」 「一流のデザイナーたちは、クラシックを学習し、学習の後に、それを元に服をデザインしている」 そこで今回はクラシックスーツの観点から見たメンズモ

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