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ブックマーク / www5e.biglobe.ne.jp/~hidesan (1)

  • 水琴窟の庭

    庭園に琴の音の安らぎ 社寺拝観などで出会った水琴窟を紹介 水琴窟は、日庭園の造園技術の一つといえる。庭の片隅に造られた茶室近くの蹲踞(つくばい)、また縁先の手水鉢から溢れ出た水や、手を清め捨てた水を利用する日独自の庭園の音響装置。 千年の都・京都には、多くの日庭園が残されているが、江戸時代以前に造られた古い寺院や旧家などの庭園の殆どはは、植木や岩そして砂や水を組み合わせた景観を楽しむ庭園といえ、水琴窟は見られない。 水琴窟が造られ始めたのは江戸中期といわれている。この時代、京都や江戸の裕福な商人の間で庭が造られ始めている。それも座敷に調和した贅を尽くした庭で、一部の商家では丁重に客をもてなすため、庭に競って茶室を造っている。豪商・千利休が茶道を大成させたのがこの時代で、茶室の入口には蹲踞が置かれ、書院の縁先には手水鉢が置かれるようになった。初めは、水で手を清めた後の水を地中に埋め

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