スマートフォンの普及によってVoIP(Voice over IP)の世界が広がりつつある。老舗のルクセンブルクSkype Technologiesの「Skype」をはじめ、米Viber Mediaの「Viber」、米TangoMeの「Tango Video Call」、英iCallの「iCall Free VoIP」といった海外勢だけでなく、日本でもカヤックの「Reengo」、NTTコミュニケーションズの「050 plus」といったVoIPアプリが人気を集めている(写真1)。いずれも無線LANや3G回線経由でVoIPによる音声通話ができるのが特徴だ。 人気の高さはまずはダウンロード数に表れる。Reengoのダウンロード数は10万を超えている。050 plusも、「数万ではなく2桁の万に上る」(NTTコミュニケーションズ ボイス&ビデオコミュニケーションサービス部 販売推進部門 サービス企画