昨年末にスタートしたドコモLTE、これが今年どのように活用されるのか、について、予想と言うよりは個人的な戯言を並べてみます。 ドコモのLTE、この展開計画が、よく言えば実に慎重、悪く言えば遅すぎ、ってなことになっているのは周知のとおり。具体的な数値は調べるのがめんどくさいので割愛しますが、とにかくかなりの長期間、基本的には「都市部の高トラフィックエリアにスポット的にセルを置くだけ」と言うような時期が続くことになります。 このようなことになっている一つの理由は、ドコモが元々WCDMAを採用しているため。LTEは、高次レイヤのプロトコル/ステートマシンはWCDMAとの互換性が高いものになっており、そのために、チップはデュアルモードが当然、連係動作もかなりスムーズ、と言うようになっています。つまり、LTEとWCDMAの間でIPセッションのハンドオーバも出来るし、待ちうけも連携してどちらで待ち受け