【動画】京大の時計台時計台の鐘。午前8時と正午、午後6時の3回、時を告げる=京都市左京区 ※写真をクリックすると拡大します 時計台の内部の点検をする杉谷鉄夫さん。「時計台は、人生のモニュメント」と話す=京都市左京区 ※写真をクリックすると拡大します ※写真をクリックすると拡大します 吉田神社 ※写真をクリックすると拡大します 京都大学の時計台にはこんなうわさがある。 「正午に鐘が13回鳴ることがある」 京都市左京区の京大吉田キャンパス。正門を入るとすぐ正面に2階建てれんが造りの本館。その上に高さ約30メートルの時計塔が姿を現す。最上部の東西南北の4面に白い文字盤が設けられ、針が時を刻み続けている。 この時計台は1925(大正14)年につくられた。当時としては極めて珍しい電気式で、構内にあった天文台が星の動きをもとに時刻を計り、信号を送ってきていた。誤差は年1秒以内。日本一の精度だっ