作家の村上春樹氏が5月6日に京都で「魂を観(み)る、魂を書く」と題した公開インタビューに応じる。主催の河合隼雄財団が1日、発表した。聞き手はエッセイストの湯川豊氏。村上氏が国内の公の場で話をすることは珍しい。1995年に兵庫県芦屋市の芦屋大学で阪神大震災のチャリティーのための自作朗読会などをおこなったが、公開インタビューは初めてという。4月12日には3年ぶりの長編小説「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を刊行する予定でもある。 村上氏は心理学者で文化庁長官も務めた河合隼雄氏(2007年死去)と親交が深かった。「村上春樹、河合隼雄に会いにいく」という共著もある。河合隼雄物語賞・学芸賞が今年創設されるのを記念して、公開インタビューを催すことになった。 5月6日午後3時から、京都市左京区の京都大学百周年記念ホールで。入場料1千円。申し込みはチケット販売のイープラスのサイト(http:
印刷 関連トピックスAPECバラク・オバマ 米ハワイで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で、オバマ大統領の発案で「ゼミ形式」を採り入れることになった。日本の交渉筋が明らかにした。 APEC首脳会議は、各国が順番に意見を述べる形が主流。オバマ大統領はハーバード大ロースクール出身で、大学のゼミ(研究会)のように、決められたテーマについて自由に討論する形を好んだようだ。 テーマは「成長と雇用」「規制改革と競争力」「エネルギー効率とエネルギー安全保障」の三つ。まず、専門家がテーマを解説。オバマ大統領が数人の首脳に発言を求めたのち、全員で討論する。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます朝日新聞デジタルでは、以下のような関連記事も読めます。登録はこちら首相、TPPの利点強調 集中審議で「外需は必要」首相、TPP交渉参加表明へ 民主PT、一任の提言米、エコ製品の関税撤廃案 A
印刷 照明で照らされた工場が人気を集める三重県四日市市の夜景=同市提供 夜間照明で輝くコンビナート地帯の夜景観賞が「工場萌(も)え」と呼ばれ、船から眺めるクルーズなどが全国的なブームだ。その中で、美しい「工場夜景」をPRして観光客を呼び込もうと、三重県四日市市で10日、全国の工業地帯にある6市が集まって「工場夜景サミット」が開かれた。 サミットは今年2月、川崎市で初開催、今回は2回目だ。四日市市の田中俊行市長は「四日市は公害のイメージが色濃いが、それを打ち破る事業。新しい観光に取り組む6市がともに発展し、地域活性化を図りたい」と話した。参加者が船から夜景を観賞するクルーズもあった。 この日は川崎市と北海道室蘭市、北九州市から観光関係者が参加。オブザーバー参加の2市も含め、6市が連携して夜景観賞事業に取り組むことを確認した。(嶋田圭一郎) 関連リンク〈MY TOWN福岡・北九州〉「工場
印刷 プロ野球のロッテ、阪神や米大リーグのヤンキースなどで活躍した伊良部秀輝さん(42)が27日、自宅のあるカリフォルニア州ロサンゼルス近郊で亡くなっていることがわかった。ロサンゼルス捜査当局によると、伊良部さんは自宅で首をつった状態で見つかっており、死因は自殺と見られている。 伊良部さんは、1987年のドラフト1位指名で尽誠学園高(香川)からロッテに入団。1997年から大リーグのヤンキース、エクスポズ、レンジャーズでプレーし、2003年に阪神に入団。03年を最後にプレーをしていなかった。通算成績は、日本のプロ野球は72勝69敗11セーブ、大リーグは34勝35敗16セーブ。(ニューヨーク=村上尚史)
日本原子力研究開発機構は24日午前4時55分、高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の原子炉容器から、約10カ月間落下したままになっていた重量3.3トンの装置の引き抜き作業を終えた。 引き抜き作業は当初、23日午後2時ごろから始まる予定だったが、準備作業がはかどらず、実際に始まったのは7時間近く遅れた午後8時50分だった。 落下していた「炉内中継装置」(直径46センチ、長さ12メートル)は衝撃で変形していたため、引っかかっていた炉開口部のさやの部分と一緒に、天井にある大型クレーンでつり上げた。装置等は約8時間かけ、炉開口部の上方に据え付けた専用の容器「簡易キャスク」(直径1.4メートル、最大長16メートル)に直接、収納された。
【動画】京大の時計台時計台の鐘。午前8時と正午、午後6時の3回、時を告げる=京都市左京区 ※写真をクリックすると拡大します 時計台の内部の点検をする杉谷鉄夫さん。「時計台は、人生のモニュメント」と話す=京都市左京区 ※写真をクリックすると拡大します ※写真をクリックすると拡大します 吉田神社 ※写真をクリックすると拡大します 京都大学の時計台にはこんなうわさがある。 「正午に鐘が13回鳴ることがある」 京都市左京区の京大吉田キャンパス。正門を入るとすぐ正面に2階建てれんが造りの本館。その上に高さ約30メートルの時計塔が姿を現す。最上部の東西南北の4面に白い文字盤が設けられ、針が時を刻み続けている。 この時計台は1925(大正14)年につくられた。当時としては極めて珍しい電気式で、構内にあった天文台が星の動きをもとに時刻を計り、信号を送ってきていた。誤差は年1秒以内。日本一の精度だっ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く