北朝鮮が人工衛星としている事実上のミサイルの発射を巡って、九州・沖縄の一部の自治体へは、地元の自衛隊から政府の発表よりも早い午前7時50分ごろに発射情報が伝えられていたことが分かりました。 北朝鮮が人工衛星としている事実上のミサイルの発射を巡って、政府が第一報を発表したのは13日午前8時3分で「発射したとの一部報道があるが、わが国としては発射を確認していません」という内容でした。 発射を確認したという情報を発表したのは、さらにそれから30分余りたった午前8時36分のことでした。 しかし、NHKで調べたところ、九州・沖縄の少なくとも6つの自治体には、政府の発表より早く地元の自衛隊から発射に関する情報が伝えられていたことが分かりました。 このうち、沖縄県の石垣市役所には、午前7時45分から50分にかけての時間帯に、今回の任務のため常駐していた自衛隊員が「未確認だが、ミサイルが発射された可能性が