パソコン(PC)の遠隔操作事件で、無罪を主張し続けた片山祐輔被告(32)に一連の事件への関与を認めさせたのは、誤認逮捕という苦渋を味わった警視庁、大阪、神奈川、三重の4警察本部の合同捜査本部による執念ともいえる追跡劇だった。 【ポイント・オブ・ノー・リターンを越えた】片山被告「引き返せなくなったのは自分」 15日夕、東京都江戸川区の荒川河川敷。合同捜査本部の捜査員の目は、不審な動きをする片山被告に注がれていた。地面に何かを埋めるような仕草。後で掘り返す時のためか、歩幅を測るようにして埋めた場所を確認している。捜査員らは、この一部始終をビデオに収めていた。 「まさか警察官に見張られているとは思わなかった」。片山被告は、真犯人を装うメールを送ったスマートフォンを埋める姿を目撃されていたことを知り、佐藤博史弁護士にそう漏らしたという。 実は、合同捜査本部は複数の捜査員で片山被告が保釈された
![<PC遠隔操作>誤認逮捕の4警察本部…執念の尾行2カ月半 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/67a9ea9f4e275319b7c29303108ba8666f980611/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Famd.c.yimg.jp%2Fim_siggOANW3iESumNSujfvvoqieA---x200-y133-q90%2Famd%2F20140521-00000012-mai-000-1-view.jpg)