学校での「いじめ」を苦にして生徒が自殺すると、その怒りの矛先が学校に向けられることが少なくない。 どうして学校はいじめを把握できなかったのか? いじめがあった事実を認めないつもりか? マスコミは学校を悪者に仕立て上げ、糾弾する。 しかし僕は思う。 「いじめ」を学校が把握しているケースなど、ほとんど無いのだ、と。 「いじめ」は極めて陰湿に、そして狡猾に行われる。 「いじめ」が教師の目から見ても明らかな場合、それは「いじめ」というよりも「暴力事件」だ。 僕は中学生の頃「いじめ」の被害者だった。 しかし僕が「いじめ」の被害者であったことは、当時同級生だった僕の妻も把握していなかった。 級友がその事実を知らない「いじめ」を、教師が把握できるわけがない。 Comments: 2 #1978 songstress URL 2006-10-30 Mon 00:55 はじめまして!このブログ、結構興味深い