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ブックマーク / www.cinra.net (16)

  • ノーラン監督作『オッペンハイマー』日本公開の行方と意義 | CINRA

    「原子爆弾の父」と呼ばれたロバート・オッペンハイマーの生涯を描いた映画『オッペンハイマー』の日での劇場公開をめぐり、注目が集まっている。クリストファー・ノーランが脚・監督を務め、全米での封切り以降高い評価を受けているが、日では公開日が決まっておらず、10月28日時点で一切の宣伝がされていない。 日公開をめぐる現状はどうなっているのか。関係者への取材を通して得た情報や、作が公開されることの意義について、ライターの稲垣貴俊氏が執筆する。 2023年に世界的ヒットを記録した一映画が、日では劇場公開されないままとなってしまうかもしれない――。『ダークナイト』3部作などの人気監督クリストファー・ノーランによる最新作、「原子爆弾の父」こと理論物理学者のロバート・オッペンハイマーを描いた伝記映画『オッペンハイマー(原題)』が話題だ。 作はオッペンハイマーの学生時代から、原爆開発(マンハ

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    urahayate 2023/10/29
  • 女性とヒップホップをめぐる現状は? 語り直される女性ラッパーの功績、男性中心主義の見直しも | CINRA

    (メイン画像:ミッシー・エリオットとカーディ・B / Photo by Johnny Nunez(Getty Images)) 「私は聞かれたくない秘密を持つフェミニストです」という告白からはじまる「British GQ」に掲載されたコラムには、「私は未だに女性蔑視的なラップミュージックを聴き、そして図らずも楽しんでいるのです」という文章が存在する(*1)。 筆者のオリーブ・ポメッツィーは、「Can I be a feminist and listen to hip hop?(フェミニストでありながら、ヒップホップを聴いてもいいのか?)」と題したそのコラムのなかで、ヒップホップを愛する女性であることの葛藤を綴っている。一方、記事で批判対象となっているカニエ・ウェストは、かつて、「ミソジニックでもしょうがないと正当化するわけじゃないが」と言い添え、ためらいを浮かばせつつも「間違いなく、一般的

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    urahayate 2022/05/19
  • アニメと共振するテン年代のUSラッパーたち。響き合う作品世界 | CINRA

    アメリカのポップカルチャーで存在感を強める「Anime」のイメージ 「Anime」という英語がある。ここには、ディズニー映画『シンデレラ』のようなアニメーションは入らない。ウェブスター辞典の表現を借りれば、展開の多い物語のなかで色鮮やかなグラフィックでキャラクターが描かれた「日発祥のアニメーションスタイル」、つまりは日式アニメを指す言葉なのだ(異論が出そうな定義だが、稿では以下、これを「アニメ」と記述)。 米国文化圏におけるアニメのイメージは、アニメファンとして知られる人気ラッパー、Lil Uzi Vertの“Ps & Qs”(2016年)ミュージックビデオを見れば捉えやすいだろう。 ヒップホップ文化と混じり合っているものの、巨大な目、カラフルな髪色、ティーンの主人公と学園舞台、「さん付け」文化、そして『ドラゴンボール』に代表されるような派手なアクションとパワーアップする変身……こう

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    urahayate 2021/06/17
  • 折坂悠太の歌の現在 J-POPと「生活の歌」を共存させる戦いを経て | CINRA

    今、折坂悠太は何を思い、何を見つめ、歌っているのだろうか。 月9ドラマ『監察医 朝顔』主題歌を含むミニアルバム『朝顔』を聴いて、「この国に、この時代に、折坂悠太という音楽家がいて当によかった」と思った。その感情そのものは、『平成』(2018年)を初めて聴いたときの興奮と基的には同質のものだと認識している。折坂悠太はJ-POPを自らの歌の中でフォークやブルースなどと同じように扱って共存させ、新しい日のポピュラー音楽をその身体で体現しようとしているのではないか。つまり『朝顔』を聴いてそんなことを考えたのだった。 唱歌や浪曲といった日の歌・大衆芸能を吸収し、ジャズやボサノヴァといった古今東西のポピュラー音楽のエッセンスやビートミュージックの感覚と結びつけた傑作から約2年半……そんな前のめりな考えを胸に編集部は、国内外の地域文化と大衆音楽を追うライターの大石始とともに取材を実施。しかし我々

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    urahayate 2021/04/08
  • 記事一覧 | CINRA

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    urahayate 2020/06/05
  • 吉田豪が見た『全裸監督』と村西とおる 過去の危ない体験談を語る | CINRA

    もしかしたら今年一番の問題作になるかもしれない。そんな予感に溢れたNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督』が、2019年8月8日より世界190ヶ国で配信開始された。作では、アメリカ司法当局から370年の懲役を求刑されたり、50億円の借金を背負ったりといった数々の逸話を残す伝説のAV監督・村西とおると、その仲間たちの青春と熱狂が史実に基づくフィクションとして描き出されている。 地上波では間違いなく放送できない過激な描写も多く、Netflixだからこそ実現できた映像作品といえる。また、主人公・村西とおるを演じる山田孝之をはじめ、満島真之介、玉山鉄二、リリー・フランキーなど豪華俳優陣を揃えたキャスティングも話題だ。今回はこの『全裸監督』を、村西監督とも親交が深いプロインタビュアーの吉田豪に視聴してもらった。1980年代カルチャーにどっぷり浸かっていた彼の目には、この作品はどう映ったのだろう

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    urahayate 2019/08/23
  • アリアナ・グランデのコーチェラ出演は新世代のヒーロー像を決定づけるか? | CINRA

    史上最年少、女性として4人目のヘッドライナーとなったポップスター 2019年、『コーチェラ・フェスティバル』のヘッドライナーが25歳のアリアナ・グランデに決定した。20年つづく同フェスにおける史上最年少記録だ。この快挙は、コーチェラと音楽シーン、そしてアリアナにとって、どのような意義を成すのだろうか。 「10年前なら到底信じられなかった」、そうつづった『Forbes』 は、アリアナのヘッドライナー就任を「ポップティミズム」の跳躍だと位置づけている。「ポップティミズム」とはポピュラー音楽を価値あるものと見なす思想であり、批評領域においては、ポップを蔑視しがちだった「ロック主義」と対にされることが多い。 今年の『コーチェラ』ラインナップ ロックをルーツにする『コーチェラ』にしても、ポップアーティスト、とくに女性には狭き門とされてきた。たとえば、出演自体が物議を醸した2006年のマドンナすら最大

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    urahayate 2019/04/15
  • 星野源『POP VIRUS』が変えたJ-POPの常識 有泉智子×YANATAKE | CINRA

    「『POP VIRUS』は『音楽的に攻めたものは大衆にウケない』っていう言説を、当にただの言い訳にしてしまった」。 音楽雑誌『MUSICA』編集長の有泉智子は、星野源が昨年末に発表した『POP VIRUS』についてこのように語った。2018年12月19日にリリースされ、4週にわたってオリコン週間アルバムチャート1位に輝き続けた同作は発売から2か月以上が経ち、各メディアで様々な切り口で語られ、そして評されてきた。最先端のサウンドが持ち込まれるにとどまらず、星野源のフィルターを通して独自昇華されて生まれた音楽は世界を見渡しても類を見ないほど異様なものとなっているわけだが、実際どこがどうすごくて、ヤバいのだろうか? CINRA.NETでは、これまでに幾度となく星野人に取材をしてきた有泉智子と、ヒップホップカルチャーに深く精通するYANATAKEの対談を実施。即完した五大ドームツアーも佳境に入

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    urahayate 2019/03/01
  • 安室奈美恵、DA PUMP…加速する音楽のノスタルジー消費。新時代の兆しも | CINRA

    国民的ヒットになったDA PUMP “U.S.A.”。話題には事欠かないが、楽曲としては…… DA PUMP“U.S.A.”が苦痛だ。今年6月にリリースされてすぐにビデオがバズった時期から対談などで“U.S.A.”の話題を振られる機会が度々あり、2018年後半を通しての国民的ヒット化を経て、このところ年末にかけてそうした機会は増える一方なのだが、その都度、適当にお茶を濁してきた。いや、DA PUMP再生のストーリーだとか、ビデオで取り入れられたシュートダンスやDABポーズだとか、歌詞に込められた現在の日米関係に関するアイロニーだとか、語るべき文脈がいくつもあるのは承知している。昨年の(同じくライジングプロダクションが仕掛けた)荻野目洋子“ダンシング・ヒーロー”リバイバルと比べれば、現象としていくらか同時代性もあるのだろう。しかし、あくまでも楽曲単体としては、どのような側面からも評価や擁護の

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    urahayate 2018/12/29
  • ケンドリック・ラマーの黒塗り広告が突如、霞ヶ関駅&国会議事堂前駅に出現 | CINRA

    霞ヶ関に突如現れた黒塗り広告。その企画意図は? ケンドリック・ラマーのセンセーショナルな広告が、突如東京メトロ国会議事堂前駅、霞ヶ関駅に出現した。 公的文書のような紙に書かれた文字を黒く塗りつぶし、その上にはケンドリック・ラマーの最新アルバムタイトルである『DAMN.』の文字、そしてケンドリックのサインが記されている。 ケンドリック・ラマーの広告が掲出された霞ヶ関駅構内 国会議事堂前駅、霞ヶ関駅に掲出されたケンドリック・ラマーの広告 日に住む私たちには見覚えのある黒塗り文書。広告は全部で8種類あるが、塗りつぶされた文面をよくよく見ると、森友・加計問題を巡って国や自治体が公表した文書、そしてパワハラ告発に対してレスリング協会が出した見解文書をパロディーしているようだ。 これまでも自身の音楽を通して、社会的・政治的なメッセージを発信してきたケンドリック・ラマー。不都合なものを隠す黒塗りの文書

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    urahayate 2018/07/13
  • 音楽に感情を取り戻すために DAFT PUNKインタビュー | CINRA

    今まさに、世界中がDAFT PUNKに夢中になっている。実に8年ぶりとなる4作目『Random Access Memories』からのリードトラック、THE NEPTUNES〜N*E*R*Dでの活動でも知られるファレル・ウィリアムスと、デヴィッド・ボウイやBlondieなどを手掛けた1980年代を代表するプロデューサーのナイル・ロジャースをゲストに迎えた“GET LUCKY”はすでにYouTubeでの再生回数が4,700万回を突破(この記事がアップされる頃には5,000万回に到達していることだろう)、5月に発売されたアルバムは、アメリカやイギリスをはじめとした世界中のチャートで1位を獲得し、ここ日でもオリコンチャートの総合3位にい込んでいる。常に時代の一歩先を行っていた二人の歩みが、遂に時代とがっちりかみ合ったのだ。トーマ・バンガルテルとギ=マニュエル、二人の発言をもとに、この2013

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    urahayate 2017/04/21
  • 来日中のビョークが語る本音「今の時代の変化を歓迎しているの」 | CINRA

    6月29日から日科学未来館で開催されるVR(バーチャルリアリティー)音楽体験展示プロジェクト『Björk Digital―音楽VR・18日間の実験』のために来日しているビョークに、対面で直接話を訊く貴重な機会を得ることができた。 真っ赤なボディースーツに真っ赤なフワフワした飾りのついた普段着(!)に身を包み、筆者が座っていたソファーの端にちょんと腰掛けた、相変わらず妖精のような容姿と仕草のビョーク。その周囲には、非現実的な空気が漂っていたが、いざ話を始めると極めて現実的で具体的。恐ろしいほどの頭の回転の速さと率直さで、筆者の質問にすべて答えてくれた。その会話の内容は、今回の展示『Björk Digital』と、そのベースとなった昨年のアルバム『Vulnicura』の話にとどまらず、自身のキャリアを総括するような音楽論から、2016年の音楽シーンの話まで多岐にわたった。 アーティストとい

    来日中のビョークが語る本音「今の時代の変化を歓迎しているの」 | CINRA
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    urahayate 2016/06/29
  • 記憶を失った音楽家GOMAが、「未来」を信じるまで | CINRA

    世界最古の木管楽器、ディジュリドゥの日における第一人者として知られるGOMAが、2009年の交通事故による記憶障害を乗り越え、復活記念アルバム『I Believed the Future.』を発表する。過去の記憶を失っただけではなく、事故後の記憶もなかなか定着しないという非常に困難な症状を抱えながら、いかにして彼は再びディジュリドゥを手にし、ステージに戻ってきたのか。GOMA人はもちろん、ご家族やレーベルのスタッフからの協力も得て、この2年間をじっくりと振り返ってもらった。障害に立ち向かうGOMAの強さと、それを支える人々の温かさ。人体の神秘と、医療を取り巻く現状。そして、芸術の持つ力について。たくさんのことを考え、感じてもらえればと思う。 高次脳機能障害の発症 GOMA:まだ若干麻痺があって言葉もちょっと喋りにくいし、引っかかるような感じがします。最初は真っ直ぐに立つっていう感覚すら

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    urahayate 2013/01/20
  • メッセージは必要ない 細野晴臣インタビュー | CINRA

    はっぴいえんど、ティン・パン・アレー、YMO、そして数々の素晴らしいソロ作…これまで細野晴臣が日音楽シーンに与えた影響の大きさは計り知れない。近年はSAKEROCKをはじめとした若手との交流も活発で、そのポジションは紛れもなく唯一無二である。ソロデビュー作『HOSONO HOUSE』以来、実に38年ぶりの全曲ボーカルアルバムとなった新作『HoSoNoVa』は、外へ外へとアピールすることが前提となった現代のカルチャーに背を向け、自らの中へ中へと旅をして作り上げた作品だという。震災以後でも、この作品が変わらぬ温度と強度を持って響くのは、これまで自然体で変化を受容しながらも、自らの中に確固たる表現基盤を築き上げてきた、細野の作品ならではだと言っていいだろう。 地震の後の1ヵ月半ぐらいは音楽自体聴いてなかった ―『HoSoNoVa』のブックレットに「全曲を数ヶ月に渡り聴き過ぎてしまい、完成すれ

    メッセージは必要ない 細野晴臣インタビュー | CINRA
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    urahayate 2011/06/18
  • 『映画の未来へ』北野武×山根貞男(映画評論家) | CINRA

    今回で第10回目となる東京フィルメックスは、節目を記念して著名な映画監督や俳優たちを招き、『映画の未来へ』と題されたシンポジウムを開催した。幕開けを飾るのは、北野武監督だ。今年で監督20年、いま15目を準備中という北野監督。聞き手を務める山根貞男さんは、北野映画の良き理解者として知られ、たびたび監督にインタビューしている映画批評家である。山根さんの質問に導かれながら、北野監督はジョークを交えて会場を笑わせつつ、あくまで誠実に自作について語っていた。いまちょうど、映画作家として、新しい局面に突入したところだという。次回作を待つまでの間、彼のこれまでの道のりに耳を傾けてみよう。 (テキスト:須藤健太郎 撮影:小林宏彰) いまだに「映画監督」って呼ばれるの、めずらしいんですよ 山根:今年は2009年で、最初に北野監督が『この男、凶暴につき』を撮られたのが1989年ですから、監督が映画を撮り始め

    『映画の未来へ』北野武×山根貞男(映画評論家) | CINRA
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    urahayate 2009/12/29
  • 本年度『文化庁メディア芸術祭』受賞作品発表、特別功労賞に金田伊功 | CINRA

    文化庁メディア芸術祭実行委員会(文化庁、国立新美術館、CG-ARTS協会)による『第13回文化庁メディア芸術祭』の受賞作品と推薦作品が発表された。年度はアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門に、世界54ヶ国過去最多となる2,592作品の応募があったという。 アート部門大賞は、成長するタマネギをレーザーで測定し、リアルタイムに複製していく動的インスタレーション『growth modeling device』が受賞。時間を形象化するという時空間の生成装置としてのメディアに対しての深い洞察が高く評価された。 エンターテインメント部門大賞は、ナカムラマギコ、中村将良、川村真司、ハルカークランドによる人と人との繋がる気持ちを表現した、バンド「SOUR」のミュージックビデオ『日々の音色』が受賞。ウェブカメラで撮影した素材を編集した映像が綿密に構成され、グリッドやウェブという概念

    本年度『文化庁メディア芸術祭』受賞作品発表、特別功労賞に金田伊功 | CINRA
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    urahayate 2009/12/03
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