群馬大は11日、改ざんした実験データを論文に使用した上、短文投稿サイト「ツイッター」で大学や学生を中傷したとして、大学院保健学研究科の江本正志教授(56)を懲戒解雇したと発表した。解雇は5日付。群馬大によると、江本教授は2008~10年に責任著者として発表した、免疫に関する論文4本で、実験データの画像など12カ所を不正に加工して使用したとしている。江本教授は改ざんがあったことを認める一方で「自
東京証券取引所は11日、不正会計問題を起こした東芝の「特設注意市場銘柄」への指定を12日付で解除すると発表した。東証は「内部管理体制については相応の改善がなされた」として、解除を決めた。東芝の上場は維持されることになる。12日付で監理銘柄の指定からも解除する。 東証が11日夕に記者会見する。東芝は2015年春に不正会計問題を起こし、東証は同年9月、内部管理体制の改善を求め、審査結果次第で上場廃止となる「特設注意市場銘柄」に指定した。東芝は不正会計問題に加え、米原発事業の巨額損失を巡り監査法人と対立。決算発表を何度も延期するなど混乱が続き、東証は慎重に審査を続けてきた。 ただ、東芝は8月10日、度重なる延期の末に17年3月期の有価証券報告書を提出し、9月28日には半導体事業を「日米韓連合」に売却する契約を結んだ。東証は、東芝の経営の混乱がある程度収束し、内部管理体制が改善するめどがついたとみ
1945年、沖縄で大規模な戦闘が終結した後から8月の終戦後にかけて、住民が殺害され続けた地域がある。那覇市の西100キロに浮かぶ久米島。日本兵が住民を米軍のスパイとみなし、乳児を含む計20人の命を奪った。島にいた最後の日本兵が投降してから、7日で72年。悲劇は島で今も語り継がれている。 「何で日本軍に殺されなきゃならんかね」。久米島の喜友村宗秀(きゆむらそうしゅう)さん(88)は72年前、隣人で兄のように慕っていた仲村渠明勇(なかんだかりめいゆう)さん(当時25)とその妻、1歳の息子の遺体を見た。その時のことを思い出すと目が潤んだ。「3人とも真っ黒に焼かれて、頭がなかったですよ。殺した証拠として持って行ったんでしょう」 沖縄本島や周辺の離島が焦土と化した沖縄戦で、久米島は無傷に近かった。 沖縄県教育委員会が編集した2種類の「沖縄県史」(1974年と2017年に発行)によると、米軍が久米島に
11日午後5時半ごろ、沖縄県東村(ひがしそん)高江で米軍機らしきものが墜落した、と住民から119番通報があった。防衛省によると、米軍の大型輸送ヘリコプターCH53が午後5時15分ごろ、基地外の民有地の牧草地に不時着し、炎上、大破した。消防や米軍が消火に当たった。住民や乗組員7人にけがはなかった。 小野寺五典防衛相は「米海兵隊所属のCH53が着陸した際に火を噴いた」と説明した。CH53は2004年8月に米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)近くの沖縄国際大学に墜落する事故を起こしている。 米海兵隊は「飛行中に火災が発生し、緊急着陸した」と発表した。 県によると、現場は県道70号のすぐ近くで、約2キロ北には高江小学校がある。翁長雄志(おながたけし)知事は那覇市内で記者団に「昨年の(オスプレイが大破した)事故から1年もたたないうちに、再び県内で事故を起こしたことに強い憤りを感じる。基地があるが故の事
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