『ラストタンゴ・イン・パリ』(伊: Ultimo tango a Parigi、英: Last Tango in Paris)は、1972年のイタリアのドラマ映画。監督はベルナルド・ベルトルッチ、出演はマーロン・ブランドとマリア・シュナイダーなど。ある男女の情熱的な性愛を通じて人間の欲望の本質に迫った、大人のラブストーリーである[3]。 1970年代前半の映画にして大胆な性描写(一般映画として、アナル・セックスの描写がある初の映画と言われる)が世界中に物議を醸し、本国イタリアに至っては公開後4日にして上映禁止処分を受け、日本でも下世話な話題ばかりが先行し、当時の興行成績は芳しくなかった。反対に支持者も多く、ミッキー・ロークはこの映画の大ファンであり『ナインハーフ』を作るきっかけになった。 主演のマーロン・ブランドにとっては辛い映画であり「役者として拷問のような体験だった」と語っており、私生