『赤い鳩』(アピル)は、小池一夫原作、池上遼一作画による漫画である。幕末の京都、土佐を舞台に、主人公たちは日本人のルーツと古代ユダヤの関係の証拠を探す旅をする。架空の人物のほかに、新撰組の隊士を初めとした幕末の有名人が登場する。 ヨセフ・アイデルバーグ著「大和民族はユダヤ人だった」(たま出版)に基づいて、原作者小池一夫が自らの日ユ同祖論を論じた作品である。 小学館『ビッグコミックスピリッツ』に1988年5月30日号から1989年9月11日号まで連載された。 概要[編集] 新撰組隊士馬庭実行が、宣教師オードル・ヘボンと共に、日本人のルーツが古代ユダヤにあることの証拠を探す旅をする話である。作中で架空の人物と幕末の実在人物が日ユ同祖論を論じ合う。 「赤い鳩(アピル)」とは日本人のルーツを求めて旅する馬庭実行とオードル・ヘボンたちを意味している。 あらすじ[編集] 京都[編集] 1864年(元治