ブックマーク / hongokucho.exblog.jp (3)

  • 「秘密合意」の技術的ポイントは…=「日本」の意味 | 本石町日記

    日、日経一面トップはみなさんご存知の通り。見出し(一番デカイやつ)が目に入った瞬間、のけぞった。ドル防衛体制ががっつり構築され、そのためにG7の金融財政政策が総動員されていく、と思ったからだ。その後、サブ見出しや文読んで、「のけぞった」体は急速に普通に戻った。それにしても、見出しの付け方は参考になりましよ。 まあ、それはともかく、技術的ポイントは以下の一点ではないかと思った。 「米国が円売り・ドル買いに必要となる円資金を日が供給する方針を確認した」 この文に出てくる「日」は具体的にはどの組織を指すのか。米国に機動的に「円」を融通できる組織は日には一つしかない。財務省も出来ないことはないかもしれないが、まあちょっとやり方には難があるので、やっぱりこの「日」は日の中央銀行、すなわち日銀でありましょう。従って、この文は、日米間で通貨スワップ協定の締結方針が確認された、という風に読め

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    urbansea 2008/09/03
    3月の日米欧によるドル防衛秘密合意 >>米国が円売り・ドル買いに必要となる円資金を日本が供給する方針を確認
  • 永島理事の説明が細かい…、恐るべき利上げ論=98年2月13日の議事録 | 本石町日記

    この議事録では、永島理事(国際担当)の説明が細かいことが目に付いた。細かいというか、為替の動いた理由を具体的に述べられているのですね。当局者の発言内容とか、何ちゃらリポートとか。まあ、これはこれで「へぇー、そんなんで動いたんだー」という感慨がわく。為替は色んな材料にせつな的に反応するもので、中長期的な分析には応用は利かないが、面白い。以下、幾つか事例を。 ・クリントン大領のスキャンダルとアメリカの金利先高観の後退の二つはドル安要因であって… ・ジョンソン・スミックというコンサルタント会社のリポートが「2月20日頃までに出ると言われている政府の景気対策については、あまり期待できない。具体的には補正が組まれない」といった趣旨のことを書いていると報じられたこと… ・(同じくこのリポートで)「大蔵省筋が円の適正レベルは122-126円位だと言っている」ことも書かれていると伝えられた… ・ティートマ

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    urbansea 2008/08/06
    金融恐慌で真っ暗になった経済情勢にもかかわらず、政財界で利上げ論…松下総裁は何度も国会に呼ばれて利上げしないのかと迫られた…橋龍「低金利は景気を下支えし、これが国民の皆さんの所得を支えている」と答弁
  • 支店長会議の雑感=地方は既に景気後退入り | 本石町日記

    というか、地方はもともと景気は回復しておらず、昨年のサブプライムショック、建築基準法改正による住宅投資の激減によって経済の悪化が鮮明になった、という感じでしょうか。日銀各支店の経済分析をまとめた「さくらリポート」の総括判断は「減速が続く」であったが、各地域の景気動向の→はほとんど下向きだったので、これは景気後退でありましょう(もともと後退していた、という印象を持つ人が多いかもしれないが)。 特に燃料費の高騰は、車が日常の足となっている地方経済を直撃する。ガソリン代が高いから電車で通勤というわけにはいかないですから。バスも(少なくとも私の田舎は)ろくに走っていない。一般的に一家には大人の数だけ車がある(でないと生活ができない)ところが多く、ガソリンの高騰はかなり痛い出費(私の田舎の親戚も悲鳴を挙げていた)はず。ガソリンにわれた分は別な消費が減るだけ。 支店長会見も全般に暗かったです。まあ、

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    urbansea 2008/07/08
    地方に波及する前に終わった景気、後退は地方から >>会見では各支店長が不動産市況についてちょっと言及していたが、ダメダメといった感じでした。
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