「迷路」を表す英語に、「メイズ(maze)」と「ラビリンス(labyrinth)」があります。 私の今までのイメージだと、「メイズ」と「ラビリンス」には次のような違いがあると思っていました。 「メイズ」というのは、スタート地点から入り、分かれ道や袋小路がたくさんあるような複雑な道を抜けてゴール地点までたどりつくパズルのこと。 一方、「ラビリンス」というのは、公園や地下室や建物などの中に、実際に作られた「メイズ」のこと。 確かに、いくつかの辞書でもそのような記載が多く、特に「ラビリンス」は、「迷宮」と訳される場合が多いようです。 そんなイメージを「迷路」について抱いていたところに、最近読んでいる本の中で、こんな面白い記述がありました。 ラビリンス協会によると、メイズには複数の出入り口があって、道筋も自分で選べます。出口は壁に遮られて見えません。つまり、これはパズルです。 一方ラビリンスはパズ