昨年、タイで多数の女性に代理出産させていた20代の日本人男性が、子どもの親権をめぐり、代理母となったタイ人女性たちから提訴された。 一方、お隣中国では、10代から20代前半の若い女性たちの卵子を3~10万元(約57~190万円)で仲介する違法業者が存在することが、中央電視台(CCTV)の潜入取材によって明らかになった。 この業者は、インターネットを通じ、卵子提供候補者の女性たちの写真のほか、それぞれの学歴や趣味、卵子の金額などが書かれた資料を顧客に提供。その後、顧客は彼女たちと面接をした上で、卵子提供者を選べるシステムになっていた。業者によると、その多くは現役の女子大生。さらに、クレジットカードの支払いのために卵子を提供することを決めたという18歳の高校生も在籍していることが、取材によって判明している。 卵子提供者が決まると、闇医者の手によって卵子を採取。クライアントの精子を体外受精させた