近頃(ずっと?)騒がれている電子書籍ですが、「デジタルのみ・デジタルファースト」 というコンテンツも目立ってきました。 つまり、「紙の本」ありきの電子書籍ではなく、 いろいろ考えた上で「電子だけで出す」「電子を先に出す」という選択をするわけですね。 最近ではオンデマンド印刷を使って、 発注をもらってから紙にしてお届け、というスタイルもあります。 さて、最近気になっていた「ツール・オブ・チェンジ」という「本」(あえてカギカッコをつけます)があります。 海外のO'Reilly Mediaの作ったものを、日本のボイジャーという会社が翻訳したもので、 内容としては、 世界中のトップ・イノベーターや出版ビジネスのエキスパートが集まるTOCカンファレンス(Tools of Change for Publishing)。そのコミュニティで日夜行われてきた議論を、イノベーション、DRM、オープン、マーケテ