3月1日、トランプ米大統領が2月28日に上下両院合同会議で行った演説は市場関係者の間で非常に「大統領らしかった」と評価され、1日の取引では信用市場が大きく上昇した。代表撮影(2017年 ロイター/Jim Lo Scalzo) [ニューヨーク 1日 ロイター] - トランプ米大統領が2月28日に上下両院合同会議で行った演説は市場関係者の間で非常に「大統領らしかった」と評価され、1日の取引では信用市場が大きく上昇した。 トランプ氏の演説は論議を呼ぶことが多いが、今回の議会での演説の論調は落ち着いたもので、移民政策などを含む選挙公約について触れたものの、具体策には踏み込まなかった。こうしたことで市場心理はマイナスに振れなかったと指摘されている。 シュローダーのシニアポートフォリオ・マネジャー、リサ・ホーンビー氏は「トランプ氏の発言が分別があるように聞こえたこと、さらに市場が好意的に反応していたイ