米国にて2019年7月に提起された、Nintendo Switchのいわゆる“Joy-Conドリフト”を巡る集団訴訟。今年3月に裁判所から和解勧告がおこなわれ、米国任天堂と原告は和解に向けた交渉を進めているものと思われるが、最近になって原告側弁護士が集団訴訟の構成員に連絡を取っているようだ。任天堂が、Joy-Conドリフトの問題を否定する立場を示しているためだという。 Joy-Conドリフトとは、Joy-Conのアナログスティックに触れていないのに、勝手にスティック操作がおこなわれる、以下の映像のような現象のこと。Nintendo Switch Liteのアナログスティックでも発生が確認されており、内部パーツの何らかの不具合が原因だと考えられている。原告は、これは製品としての欠陥にあたるとして、Joy-Conのリコールや無料交換プログラムの実施、損害賠償の支払いなどを求めていた(関連記事)