デジタル教科書と著作権に関するuroburoのブックマーク (2)

  • 報告:DAISYヘルシンキ会議2011

    野村美佐子 公益財団法人日障害者リハビリテーション協会情報センター 2011年5月6日にフィンランドのヘルシンキでDAISYコンソーシアムの理事会と総会に合わせて「DAISY Today Conference」と称する技術会議がフィンランドDAISYコンソーシアムの主催で開催された。この会議は、デジタル録音図書の国際標準規格であるDAISYに関する最新の情報とDAISYの技術がデジタル出版にどのように使用されるかについて学ぶ機会となった。また会議はそれらに焦点をあてるだけでなくDAISYコミュニティにおける電子書籍のフォーマットであるEPUBの新たな役割についても言及していた。さらにフィンランドで始まった世界で初となるDAISYデリバリー・オンラインサービスについてのプレゼンもあった。以下その報告をする。 最初にフィンランドコンソーシアムの会長の歓迎挨拶があり、フィンランドの文化教育省の

  • 大学の障害学生支援室は書籍を電子的に複製する権利があるか?

    表題の件について,ある大学の障害学生支援室関係者より質問を受けたので,「大学の障害学生支援室の行う支援と著作権」のみについてここにまとめておきます(初等中等教育の教科書に限っては,教科書バリアフリー法があるのでまた別の議論となります)。 一般的に,障害学生支援室は,視覚障害など,何らかの読むことへの障害のある学生の支援にあたる場合,その学生が必要とする書籍を電子的に複製するという作業を行います。 具体的には,障害学生支援室のスタッフが書籍をスキャンして画像としてコピーし,OCRにかけ,テキストデータに変換したり,単にスキャンした書籍を画像やPDFとしてパソコンで閲覧できるようにしたりという作業になります。 このように,紙の印刷物から,音声読み上げや点字への変換,文字サイズなど見た目の変更などの機能を持つ支援技術と組み合わせて使用するために,アクセシビリティの確保に役立つ形式へ変換すること(

    大学の障害学生支援室は書籍を電子的に複製する権利があるか?
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