2011年2月1日に、フランスの文化・通信省(Ministre de la Culture et de la Communication)が、今後5年以内に、20世紀に出版された著作権保護対象資料のうち、現在は絶版となっている資料約50万件のデジタル化を行い販売する枠組みについて、同省およびフランス国立図書館(BNF)、出版協会(Syndicat national de l’Edition)、そして文学者協会(la Société des gens de lettres)等の各代表者の間で合意に達したと発表したようです。著作権保護対象資料のデジタル化は、BNFに所蔵されている資料を基に行われ、BNFもデジタルコピーを保存するようです。また、BNFの電子図書館“Gallica”が当該資料に関する書誌情報を提供し、デジタル化した絶版書籍を入手できるウェブサイトへ誘導することになるようです。 S
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