(CNN) メキシコ中部サカテカス州で2月28日、13歳の少年を含む6人の遺体が発見された。サカテカス州当局によると、遺体が発見されたのは、同州モレロス市内の高速道路沿いで、6人とも処刑のような方法で殺害されていたという。 サカテカス州検事によると、殺害された13歳の少年は、3週間前にメキシコ連邦警察に逮捕され、取り調べの中で、自分はメキシコの麻薬カルテルの暗殺者で、大口径銃の射撃の名手であり、これまで少なくとも10件の殺人に関わったと自供したという。 その後、連邦警察は少年を検察に引き渡し、検察は法律に従って少年を釈放した。メキシコ憲法は14歳未満の若者の投獄や矯正施設への収容を禁じている。 少年は2月20日に出廷し、今後の矯正方法などについて話し合われる予定だったが、当日、少年は姿を見せず、少年の母親が1人で出廷した。母親によると、少年は11歳の頃に家出し、以後手に負えなくなったという
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