お盆の8月16日、下内膳の盛光寺近くの埋葬地で行われる死者の霊を送り出すための神秘的な炎の舞。 霊を送り出すため、太鼓や鉦,音頭に合わせて縄の先に結びつけた松明を振り回して踊る炎の舞は、幻想的でこの世とあの世を結び亡き魂を現世からお見送りしてるように見えるます。 この仏事は、鎌倉時代からつづくていわれている、お盆の伝統行事なんですよ。 下内膳地区では、墓石のある参り墓と、遺体を埋葬する捨て墓の2つがあるとする「両墓制」が古くから受け継がれ、このため、火踊りは捨て墓である三昧(さんま)で行われていて、この地区にある盛光寺の檀家が継承している行事です。 三昧(さんま)では、土葬時代、遺体が埋められていました。 また、今でも、分骨されるご家庭もあるそうです。 亡くなって初めてのお盆を迎える方から3回忌ぐらいまでの方の霊に別れを告げるようで、隣保の方が、この供養塔の竹を切ってお手伝いしてくれる習わ